某役割論者のメモ

役割論理を使ってポケモンのランクバトルをします

シングルバトルS10 オンバーン入りYT ヤンバーンはアリエールwww?

こんにちは、役割論者の鳥をです。
新シリーズで行われたシーズン10お疲れさまでした。
今回は通常の環境と異なるということでヤケモンorヤケモン落第生では無いオンバーンをヤケモン仕様で使ってみたヤーティの記事を書いていきます。


いつもの通り、役割論理についての詳しい事をまだ知らないという方は以下の「よくあるQ&A」を読む事を強く推奨します。
w.atwiki.jp


f:id:diras00:20201001164547p:plain

f:id:diras00:20200603020317p:plain構築経緯

f:id:diras00:20200728003550p:plain入りのヤーティを使ってみたいと思ったところからスタート。一撃の型にしてしまうと、対パッチラゴンとして有用なワルビアルを採用しづらくなってしまうため連撃の型で採用。f:id:diras00:20200728004200p:plainf:id:diras00:20200728003750p:plainのコンビは、パッチラゴン受けとウーラオス対策として環境的に必須。ウーラオス対策に出てくる水妖勢と胞子ポケモンを対策するためf:id:diras00:20201001150545p:plainを採用。リザードンラプラス、ポリゴンZ対策の特殊受けが必須で、これらを一手に引き受けてもらおうとf:id:diras00:20200603011859p:plain
特殊が少ないので特殊龍ヤケモンを選びたいがf:id:diras00:20200603003842p:plainf:id:diras00:20200603003837p:plainではYT内でタイプが被り気味になるので却下。f:id:diras00:20201001151137p:plainは鈍足で環境にもあまり刺さって無いように感じたのでスルー。f:id:diras00:20201001151300p:plainも候補には上がりますが、今シリーズどこかで使ってみようと考えていたf:id:diras00:20200902120649p:plainが入れられそうなので採用。
f:id:diras00:20200902120649p:plainf:id:diras00:20200728004200p:plainf:id:diras00:20200728003750p:plainf:id:diras00:20200728003550p:plainf:id:diras00:20201001150545p:plainf:id:diras00:20200603011859p:plainの並びで行くことにしました。

f:id:diras00:20200603020308p:plainメンバー紹介

f:id:diras00:20201001174421j:plain

ヤンバーン

f:id:diras00:20201001143338g:plain@命の珠
性格:控えめ 特性:すりぬけ
実数値:189(228) ☓  104(28) 163(252) 100  143
技:りゅうせいぐん ぼうふう 熱風 爆音波
今シリーズ期待のヤルヴァン枠、両ウーラオスを役割対象とします。
努力値振りはH10n-1調整残りB、特性は今シリーズ数を増やしている壁対策としてすりぬけ。ダイマックス時の火力を上げるために持ち物は珠を採用しました。
技は両一致と一致技を半減してくる鋼に打つ熱風、一貫性とダイアタック目当ての爆音波。最後の一枠は気合玉や寝言なども候補に上がります。
有利対面を作ってから一貫性の有る飛行技をタイプ一致で打てるのが魅力で、ダイジェット全抜きが決まる試合が多かったです。飛行タイプが一貫しているパーティが多く、一貫を切っていても竜技で崩せる場合が殆どなため通しやすい印象。
しかし所詮C97で有るためf:id:diras00:20200603011859p:plainf:id:diras00:20201001155401p:plain、チョッキ持ち等の特殊受けには無力。H252のチョッキアシレーヌ(非ダイマ)をダイジェットで確2とれない始末(ウーラオス意識で物理方面を厚くしている個体もいるので倒し切れる事もありますが)。耐久方面もかなり厳しく、ホルードのノーマル技や一撃ウーラオスの悪技など半減出来ない方の一致等倍で押し切られやすいです。

ヤルビアル

f:id:diras00:20200728000951g:plain@やわらかいすな
性格:意地っ張り 特性:威嚇
実数値:197(212) 168(252) 106(44) ☓  90  112
技:じしん DDラリアット ストーンエッジ インファイト
威嚇が優秀で攻撃性能も高めなパッチラゴン対策のワニ。
努力値Wikiに記載の最硬振りを参照。技は地悪にf:id:diras00:20200602162011p:plainf:id:diras00:20200603011859p:plain意識のインファイトf:id:diras00:20201001152700p:plainf:id:diras00:20201001161037p:plainを強襲するためにストーンエッジ。持ち物は地震(ダイアース)の威力を高めるためにやわらかいすな。
f:id:diras00:20200603003847p:plainとのダイマックスバトルに強い。ダイドラグーンでAが下がってしまうのは痛いがパッチラゴンを倒すのには十分で、ラスト一匹での打ち合いになることが殆どであったため問題無いです。リザードンも対面処理可能ですが、後半によく見かけたサンパワーリザキュウコンだと厳しい。

ヤリルリ

f:id:diras00:20200728003801g:plainゴツゴツメット
性格:意地っ張り 特性:力持ち
実数値:191(124) 102(252) 117(132) ☓  100  70
技:アクアテール じゃれつく 馬鹿力 れいとうパンチ
ウーラオスを仕留めるうさぎさん。
努力値は16n-1にして残りをB。持ち物はウーラオスの襷潰し等を考えてゴツゴツメット。技は両一致と安定した高威力の馬鹿力とキノコ勢に打つれいとうパンチ。アイアンテールは打ちどころが無さすぎて外しました。
ウーラオスが連撃でも一撃でも問題無く対策出来るのが優秀。ただ受け出した後に素直に引くのか、ダイサンダーで突っ込んでくるかの判断が難しくなったので後半はヤンバーンをウーラオス対策として選出していました。
特殊受けとセットになっている時はこちらを選出。

ヤーラオス(連撃の型)

f:id:diras00:20201001160656p:plain@たつじんのおび
性格:意地っ張り 特性:ふかしのこぶし
実数値:207(252) 200(252) 121(4) ☓  80  117
技:すいりゅうれんだ インファイト かみなりパンチ ストーンエッジアイアンヘッド
f:id:diras00:20201001155722p:plainf:id:diras00:20200701122309p:plainなど論理的に厳しいポケモンを対策しつつ、相手にウーラオス検定を迫る。
努力値振りは若干の無駄を承知でHA252残りB。持ち物は技を縛られず水妖やナットレイなどを相手にする時に技威力を上げられるように達人の帯。技は水闘電は確定で、最後はf:id:diras00:20201001152700p:plainf:id:diras00:20201001161037p:plainに打てるストーンエッジ
襷勢に強いのが偉く、持ち物も達人の帯にしたことで連打に受けだして来たナットレイを倒せるなど扱いやすくなった感じはありました。
YT的に厳しいホルードは堪えるじたばたを考慮するとアクジェ無しでは相手にしきれない事と持ち物補正が無いとオーロラベールf:id:diras00:20201001160035p:plainを倒しきれなかったりするのが難しい所。

ヤズレイド

f:id:diras00:20201001145629g:plain@こだわりメガネ
性格:控えめ 特性:しぜんかいふく
実数値:167(252) ☓ 85 194(252) 126  110
技:リーフストーム ヘドロばくだん マジカルシャイン シャドーボール
サイクル崩し枠その1。
努力値はHC極振り残りD。技は両一致に龍対策のマジカルシャインf:id:diras00:20201001154532p:plainや両一致を受けられてしまう鋼に打つシャドーボール
ウーラオスを受けに来た水妖勢とキノコ対策で採用。有利対面を作ってから裏に通る技を打つだけで相手のサイクルを崩すことが出来ました。

🌹👁️👄👁️🌹

ヤビゴン

f:id:diras00:20201001144245g:plain@こだわりハチマキ
性格:意地っ張り 特性:あついしぼう
実数値:235 160(252) 86(4) ☓  162(252) 50
技:メガトンキック じしん 岩雪崩 ヘビーボンバー
サイクル崩し枠その2。f:id:diras00:20201001152700p:plainf:id:diras00:20200728003516p:plainf:id:diras00:20200603005405p:plainなどの特殊を受けていく。
努力値はAD極振りで、持ち物はこだわり鉢巻。技は一致技のメガトンキックとダイアース意識の地震、妖と小さくなるポケモンに打つヘビーボンバー。@1は炎のパンチを採用していましたが、この構成ではf:id:diras00:20201001152700p:plainに対する遂行速度が遅くなってしまうため岩雪崩を選択しました。熱湯による火傷とロトムから貰う鬼火などを考えると空元気を採用したいところですが技スペが無いのが問題。
異教徒型のあくびなどによる流しであろうと考えている対戦相手の目を鉢巻メガトンキックで覚まさせる。受けだされるパッチラゴンが鉢巻キックで吹き飛んで行く様を見るのは楽しい。
特殊全般を受けるために採用したがほぼリザードン対策枠、ヤズレイドを採用出来ない時にf:id:diras00:20200602153021p:plainを受けたりもしました。最初は単体で出てくるリザードンが多かったので十分対策出来ましたが、途中からキュウコンで晴らしてから展開してくるリザードンを多く見かけるようになり、ダイジェットに受けだしてからダイロックで倒すという動きは難しくなりました。
今まであまり信用していなかったのですがこのYTでは素晴らしい活躍をしてくれました。

f:id:diras00:20200603020311p:plain選出

f:id:diras00:20200603003847p:plainが入っているならf:id:diras00:20200728004200p:plainを、f:id:diras00:20201001152700p:plain入りのパーティにはf:id:diras00:20200603011859p:plainを選出。
リザードンとパッチラゴンが両方入っているパーティが多いので
f:id:diras00:20200728004200p:plainf:id:diras00:20200603011859p:plainf:id:diras00:20201001150545p:plainf:id:diras00:20200902120649p:plainf:id:diras00:20200728003750p:plainf:id:diras00:20200728003550p:plainから相手パーティに応じて一体という感じになることが多いです。

ヤルビアルとヤビゴン以外は以下のような感じで選出
f:id:diras00:20201001150545p:plainf:id:diras00:20200728010630p:plainf:id:diras00:20201001154532p:plainなどが入れば選出、物理では突破しづらそうなPTにも。
f:id:diras00:20200902120649p:plain:数値で特殊を受けるポケが居ない時に積極選出、f:id:diras00:20200602162255p:plainの数少ない対策枠。
f:id:diras00:20200728003750p:plainf:id:diras00:20200603011859p:plainf:id:diras00:20201001155401p:plainがいてf:id:diras00:20200902120649p:plainを選べない時のf:id:diras00:20200728003550p:plain対策。f:id:diras00:20200728003535p:plainの雨パにも勝てる。
f:id:diras00:20200728003550p:plainf:id:diras00:20200701122309p:plainf:id:diras00:20200701122730p:plainf:id:diras00:20200902114835p:plainf:id:diras00:20200602165424p:plainf:id:diras00:20201001155722p:plainf:id:diras00:20200603011859p:plain辺りを対策。f:id:diras00:20201001160035p:plainをすいりゅうれんだで倒せないことも無さそうだが微妙。

f:id:diras00:20200603020313p:plain成績

f:id:diras00:20201001173442p:plain
最終6460位、ただの4桁。
このヤーティ自体は大分悪くないと思っているがもう少し対戦数をこなしていかないと厳しそう。

f:id:diras00:20200603020444p:plainシーズンを終えて

前環境を席巻していたポケモン達が出禁になり、未知の環境であったが、1ヶ月走り抜けられました。
予想通りパッチラゴントップの環境で、色々と厳しいところは有りましたが、エースバーンドラパルトミミッキュの理不尽だったときよりは大分動き易くなったかなぁという印象でした。
次シーズン用の構想も考えていますが、今回のヤーティが割と自分の中で納得の行く感じに組めていると思えるので、このヤーティのままでも悪くないと思いました。
よろしければレンタルパーティーの方も使って頂いて、感想や意見など教えて貰えたら幸いです。

ここまで読んで頂きありがとうございました、来シーズンもよろしくお願いします!

シングルバトルS9 チョッキヒヒダルマ入りYT

f:id:diras00:20200902131328p:plain
こんにちは、役割論者の鳥をです。
S9お疲れさまでした。今回は本シーズンにおいてメインで使用していたチョッキヒヒダルマ入りのヤーティについて紹介していきたいと思います。


この記事は役割論理という戦術を用いた構築についてのものになります。役割論理について詳しい事を知らないという方は以下のQ&Aを一読することを強く推奨します。
w.atwiki.jp
また今回はチョッキヤケモンを使用している事、チョッキヤヤダルマとヤラパルトに関しては厳密にはヤケモンでは無い(ヤケモン落第生という扱い)という2点にご注意ください。
(突撃チョッキに関する説明は以下)
w.atwiki.jp


f:id:diras00:20200902122833j:plain

f:id:diras00:20200603020317p:plain動機

シーズン初めにスカーフf:id:diras00:20200602165424p:plainが案外刺さっているのではないかという評判を見てヒヒダルマを使ってみたいと考えました。
ヤケモンとして使うなら、突撃チョッキをもたせた型になります。一番の役割対象であるf:id:diras00:20200603005405p:plainこそ減ってしまいましたが、受け特化一択では無くDに振っていたりCを高めているf:id:diras00:20200728003527p:plainが存在している事、同様にf:id:diras00:20200602153019p:plainの型が多様化している事から、ポリゴン2トゲキッスという両特殊ポケモンに対してこの子一体で役割を持っていけるのではないかと考えました。

f:id:diras00:20200603020308p:plainメンバー構成

ヤヤダルマ

f:id:diras00:20200902113331g:plain@突撃チョッキ
性格:意地っ張り 特性:ごりむちゅう
実数値:181(4) 211(252) 75 ー 107(252) 115
技:つららおとし 馬鹿力 地震(蜻蛉返り) 空元気

今回の目玉枠、wikiでの評価は落第生
チョッキヤケモンであるため持ち物はこれで固定、努力値振りはD特化です。
技は一致のつららおとしとポリゴン2に打つための馬鹿力が確定。残りは鬼火での機能停止と麻痺らせて流そうとするポリ2トゲキッス対策として空元気、最後の一枠はダイマ効果を期待して地震を採用していましたが打つ機会が少なかったので対面操作をするために蜻蛉返りを採用。ダイマ時の効果はほぼ似たりよったり。ロトムを筆頭とする浮いてる勢に打てるストーンエッジなども良さそう。
Dが55しかなく耐性が悲惨な氷タイプというペラペラな印象の割には特殊技を安定して受けられていたことから突撃チョッキの効果を実感出来ました。火力の方も申し分ない…という程ではありませんでしたが、悪くない程度の負担は掛けられると思います。

ヤラパルト

f:id:diras00:20200602165242p:plain@こだわり眼鏡
性格:控えめ 特性:すりぬけ
実数値:193(236)ー 98 (20)167(252) 95 162
技:りゅうせいぐん シャドーボール 雷 ハイドロポンプ(大文字)

ヤケモン足り得ないと自分で何度も言っているのにそれでも使われる落第生。最初に組んでいたYTではf:id:diras00:20200603003842p:plainを採用していましたが両ウーラオスを筆頭として格闘技が重すぎたために採用。連撃ウーラオスカバルドン、各ロトム辺りを相手取る枠。
努力値振りはH193で16n+1にしつつ残りB、数値不足を補うために物理方面に特化するとロトムなどを相手にしづらくなるためスルー。持ち物は通常時意識かつ珠ダメを嫌って眼鏡。技に関しては龍霊電が必須、@1はf:id:diras00:20200902114638p:plainf:id:diras00:20200603010821p:plainを一撃で倒すためにハイドロポンプを採用。炎が欲しい場面も有りましたが好みの範囲という印象。
連撃ウーラオスロトム以外にも、居たら面倒くさいがきっちり対策する程度ではないポケモンf:id:diras00:20200902114835p:plainf:id:diras00:20200701122309p:plainf:id:diras00:20200902114958p:plain)に割と強いのが偉いです。
とはいえSで誤魔化している感も否めないので評価が難しい所。(Sでは無くタイプが優秀なんだと言いたいですが…)

サイドン

f:id:diras00:20200902113659g:plain@こだわり鉢巻
努力値はHA残りB 技は地岩闘+ヘビーボンバー
イケメン野菜先生。f:id:diras00:20200603003847p:plainf:id:diras00:20200604113629p:plainf:id:diras00:20200602153025p:plainを筆頭とする物理受け枠。
鉢巻により受け先に強烈な負担を掛け、ダイマを切ってはダイマックス技の追加効果を生かして戦う。
f:id:diras00:20200602153025p:plainはアッキドレパン持ちの繁茂により安定はしないが、案外なんとかなる場合が多かった。(ウドハンやめて)
wikiに鋼技として書かれているアイアンテールはほぼミミッキュピンポかつダイスチルとして使うのがメインであるためヘビーボンバーで良いのではという意見を目にしたので途中でヘビーボンバーに変更してみましたが、変更による影響はほぼ無く、使う人の好みで選べば良いかなという感じでした。

ヤャラドス

f:id:diras00:20200902113640g:plainゴツゴツメット
H244-B12のロジカルヤャラドス 技は安定の水岩草と地震orアイアンテール

エースバーン対策枠、野菜先生と同じ様に前シーズンに引き続きの大活躍。
こちらの構成によるのかもしれませんが前シーズン程エスバを強引に通して勝とうとするパーティが少ない印象だったので出番はやや減った感じ。
持ち物のゴツゴツメットは襷を削ったり、赤で残ったダメージを削り切ったりと中々便利。ただ今回のYTで重くなりやすいf:id:diras00:20200602161854p:plainを交代読みパワーウィップで倒しきれなかったりするのが残念な所。
技に関して地震アイアンテールが悩みのタネ。ダイマ時の効果がとても優秀なアイアンテールと安定択になる地震ダイマで打ち合う場面が多いのでアイアンテールの方に若干軍配が上がりそうであるが、ナットレイにまともに打てる技がなくなるのが難点。
ただf:id:diras00:20200602162011p:plainはそこまで多いわけでは無く、他で対策も可能なのでダイスチルを考えてのアイアンテールの方が良さそう。

ヤゲキッス

f:id:diras00:20200902113337g:plain@命の珠
特性:強運
技はエアスラッシュ マジカルシャイン 大文字 原始の力

妖ヤケモンで両ウーラオス対策枠。ヤラパルトが呼ぶ一撃ウーラオスはこの子でなんとかする。f:id:diras00:20200728003550p:plainを相手にする時に、水妖勢と違ってダイマで打ち合った時に抜群技を持たれていても、一致ダイジェットでS関係を逆転させて二撃目は上から殴る事が出来るのが強い。
比較的ダイマを切りやすいのと、珠ダメのせいで無限怯みを狙うわけにもいきづらいため天の恵みではなく強運で採用したがオマケ程度。
珠ダメがかなり痛かったので他の持ち物の方が良かったかもしれない。

ヤンギラス

f:id:diras00:20200902113646g:plain@達人の帯
HA極振りのこりB 技はストーンエッジ 噛み砕く 地震 馬鹿力

第二のトゲキッス対策枠として採用。ポリゴン2に対してもそれなりに役割を持てると考えました。最初はf:id:diras00:20200603010821p:plainを採用していましたがドラパルトが重かったので変更。
ヤヤダルマが選出しづらい時のトゲキッス対策枠として採用したので選出率は控えめ。スペックが高いので出せば当然仕事はしてくれるが今ひとつしっくりしなかった。
この枠は要検討。

f:id:diras00:20200603020311p:plain選出

f:id:diras00:20200602153019p:plainf:id:diras00:20200728003527p:plainが両方共入っているパーティにはヤヤダルマを積極的に選出していきます。他には妖ポケモンウォッシュロトム等の特殊ポケが多く見えるならヤヤダルマ選出。
f:id:diras00:20200728003550p:plain入りにはヤゲキッスヤラパルトを両採用するのが理想。実際にはエースバーン等対策に物理受けが必要になる場合が多いので、連撃一点読みでヤラパルトorウーラオス検定放棄のトゲキッスを選択。
基本的には

f:id:diras00:20200602165242p:plainf:id:diras00:20200602153019p:plainf:id:diras00:20200603005227p:plainf:id:diras00:20200602153029p:plainf:id:diras00:20200602165424p:plainf:id:diras00:20200603011901p:plain

から一体ずつ選んだり、何処かを切って両採用したりというイメージ。

f:id:diras00:20200603020313p:plain感想(チョッキヤヤダルマに関してなど)

チョッキヤヤダルマは特殊ポケモン対策枠として面白いヤケモンではあると感じましたが、理想であるトゲキッスポリゴン2をまとめて対策出来る枠とするには至らなかったと思います。
f:id:diras00:20200602153019p:plainは悪く無く、そもそも選出画面にf:id:diras00:20200602165424p:plainがいることでトゲキッスを出すことに圧を掛けられたのではないかと感じました。
問題なのはf:id:diras00:20200728003527p:plainの方でした。振り方次第で馬鹿力を余裕を持って耐えられてしまうので、Aダウンと合わせて受けられてしまう事が多かったです。
それでもB特化に対してほぼ確実に上から殴れて6~7割程のダメージを与えられるので、f:id:diras00:20200603010821p:plainf:id:diras00:20200602161854p:plainf:id:diras00:20200902121005p:plainf:id:diras00:20200701163052p:plainボルトチェンジなどで削りながらf:id:diras00:20200602165424p:plainを着地させるというお膳立てが出来れば良いのかもしれません。
またポリゴン2の型も色々とあり対応に悩みました。安定の自己再生連打、スピードスワップorトリルで上から殴れる強みを消される、イカサマする、身代わりで粘る、ダウンロード→ダイマックス、挙句の果てにはギガインパクト()などなど辛い事ばかりでした。
チョッキヤヤダルマに関して、Wikiには慎重HD鉢巻の完全劣化(追記注)と書かれていましたが、ダイマックスしてもアイテム効果を失わなかったり、ヒートロトムのオーバーヒートを耐えるなどチョッキ持ちの方がいい場面があるなど必ずしも劣化であるとは言えないと思いました。一方で、対ポリ2に関しては、Bに振って居なければ馬鹿力で確1が取れるなどHD鉢巻の劣化じゃないかと言われても仕方無いかなと感じました。
追記:「しんちょう()HD()ハチマキ型の完全劣化」という評価はBDの耐久指数を揃えるように調整した時の話で、「AD振り以外ありえないwww」というのを導くために記載されていたものでしたので、上で出したのはあまり適切では無かったです。一応B方面に振る意味として考えられるのはゴリランダー意識でしょうがこの子で見る必要も無いので特殊受け一本で良いですね。

使用したヤーティは、ヤンギラスの枠が悩みではあるものの、全体的な構成自体はこれで良いかなという印象。
妖枠をf:id:diras00:20200602153021p:plainにするor両採用したり、ラス枠をf:id:diras00:20200602162011p:plainにする、龍枠をf:id:diras00:20200603003837p:plainにしてみる等弄り回して見たものの、最後はこの並びに落ち着きました。
構成は悪くないと感じましたが、使用者の選出やプレイングなどが悪く、強さを発揮出来なかったと思います。
必然力不足による技外しや、急所など以前に、自分から不利な展開に持ち込んでしまったり、即選択後にあれこれ悩んでしまったりと反省すべき点が多かったです。

f:id:diras00:20200701171220p:plain成績

最終成績は21466位、特に何も言えない順位ですね。
シーズン最終週辺りに4桁に戻って来て色々頑張っていましたが、3桁やその先を目指す以前に4桁から落ちないようになんとかしている感が常にあったので最後に5桁台まで落ちてしまうのは当然かなという感じです。
f:id:diras00:20200902123218j:plain

f:id:diras00:20200603020444p:plain終わりに

今シーズンのチョッキf:id:diras00:20200602165424p:plainは今ひとつな印象でしたが、実は新しく始まるシリーズでこそ輝くのではないかと期待しています。
高速特殊龍として増加しそうなf:id:diras00:20200902120649p:plainや再び増えるであろうf:id:diras00:20200603005405p:plain、初手ダイマエースのf:id:diras00:20200728005422p:plainなどを相手に出来そうなためです。
臆病CS珠f:id:diras00:20200902120649p:plainからのエアスラッシュをもとにしたダイジェット→ダイバーンやダイドラグーンを耐えますし、ダイドラグーン2発も余裕、ダイドラグーン→ダイバーンは乱数次第といった感じです。オンバーンはダイジェット一回でスカーフヒヒダルマを抜く事が出来るので、選出画面でヒヒダルマが見えていたら積極的にダイジェットから入ってくる事が考えられます。なので受け出しからキッチリ狩れるのではないかと。
f:id:diras00:20200603005405p:plainに対しても、キョダイセンリツに受けだしてから殴り合う事が可能。今回のシーズンでも何度かラプラスをチョッキヤヤダルマで狩りきっていました。
f:id:diras00:20200728005422p:plainには対面からダイアースなどの追加効果を活かしながら戦う感じ。流石にダイアタックには受け出せないので、上手く初手で対面させたり氷技に受けだすなどの動きが必要になりそうです。
f:id:diras00:20200603003847p:plainf:id:diras00:20200701122309p:plainf:id:diras00:20200728003550p:plain等の物理アタッカーには要注意ですが、今季もチョッキヤヤダルマ悪くないと思います。

最後に、自分は役割論者として今シーズンの成績は奮いませんでしたが、好成績を達成している他の論者の方が居りとても嬉しいです。
9月シーズンからは一部ポケモンが制限されてしまい、f:id:diras00:20200603005227p:plainを筆頭に一部ヤケモンも使用出来なくなってしまいました。そういった中で環境がどのように変化していくのか、役割論理が立ち回れるのか、まだ分からない事が多いですが、次シーズンこそは良い結果が残せる様に頑張っていきたいです。

ここまで読んで頂きありがとうございました!f:id:diras00:20200902113331g:plain

ヨロイビギニングでも役割論理を論じたい!

f:id:diras00:20200728020453p:plain
こんにちは、役割論者の鳥を(TNりぼん)です。週末に開催された公式大会ヨロイビギニングお疲れさまでした。シーズン終盤戦ではありますが、公式大会では珍しいシングルバトルルールかつ使用可能ポケモンもヨロイ図鑑に載っているポケモン限定であり、通常のランクバトルとは違う環境を味わえることから多くの人が参加していました。
ヨロイ図鑑限定ルールということもあり、普段相手にするのが面倒くさいf:id:diras00:20200604113629p:plainf:id:diras00:20200701101153p:plainf:id:diras00:20200602153025p:plainf:id:diras00:20200602165242p:plainなどのポケモンが参戦出来なくなって居ます。ヤケモンも同様に制限されてはいるものの、f:id:diras00:20200603005227p:plainf:id:diras00:20200602153029p:plainなどを筆頭に十分にYTが組めるだけの駒は残りました。
今回はこの大会で自分が使用していたヤーティを紹介して行きたいと思います。

(この記事は役割論理という戦術に関しての構築記事です。役割論理に興味がある方は以下のページにどうぞ)
w.atwiki.jp

f:id:diras00:20200603020317p:plain構成について

フェアリーポケモンが少ないことからドラゴンヤケモンが通しやすいと考え、この枠を最初に考えます。
フェアリー以外で龍を受けられる鋼タイプとポリゴン2に強く出られることからf:id:diras00:20200603003837p:plainを採用
フェアリー枠にはf:id:diras00:20200728003750p:plain
スペックが高く使用率上位になりそうな同族を対策出来るf:id:diras00:20200603005227p:plain
はたき落とすによるポリゴン2対策かつ両ウーラオスにそこそこ役割を持っていけそうなf:id:diras00:20200728004145p:plainを落第生から選択
電気の一貫を切りつつ、サーナイトポリゴンZなどの特殊対策にf:id:diras00:20200728004200p:plainを採用
また今回は特別な環境ということもあり通常はヤケモンで無いとされているポケモンをヤ仕様で使ってみたいと考えていました。そこでラスト一枠に、ヤャラドスだけでは止めづらいギャラドス対策枠としてf:id:diras00:20200728004226p:plainをヤ仕様で採用することにしてみました。
 f:id:diras00:20200603003837p:plainf:id:diras00:20200728004226p:plainf:id:diras00:20200728004145p:plainf:id:diras00:20200728004200p:plainf:id:diras00:20200603005227p:plainf:id:diras00:20200728003750p:plain 
f:id:diras00:20200728015320j:plain

ヤャラランガ

f:id:diras00:20200602145950g:plain@こだわりメガネ
性格:控えめ 特性:防弾
実数値:181 (244)☓ 147(12) 167(252)125 105
技:りゅうせいぐん 気合玉 火炎放射 爆音波
f:id:diras00:20200602153025p:plainf:id:diras00:20200602153019p:plainさえ居なくなれば、一気に動かしやすくなる龍闘ヤケモン。鉢巻or眼鏡で悩んだが、爆音波の一貫性の高さに惹かれて眼鏡で採用。フェアリーが少ないということもあって、連打可能なスケイルノイズを採用したいが技スペースが足りないので断念。
600族は伊達ではなく、ちょっと硬い程度のポケモンなら眼鏡龍星群をブチ込んでサイクルを崩壊させる事ができる。物理か特殊かの判断ミスを誘えたり、異教徒ソウルビート型の存在により挑発を打たせたりとかなり意表をつく()ことが出来たと思う。
特性を防弾にしてしまったのが最大のミスで、想定していたよりも胞子f:id:diras00:20200728010630p:plainや眠り粉f:id:diras00:20200728005228p:plainが多く、防塵であれば簡単に勝ちを拾えた試合がそれなりにあったと思います。(なんで盾にはジャラレイド無いんですか)
気合玉は当たりません

ヤントラー

f:id:diras00:20200728001550g:plain@磁石
性格:意地っ張り 特性:威嚇
実数値:187(252)189(252) 100(4)103 99 90
技:ワイルドボルト 噛み砕く じゃれつく ボルトチェンジ
お楽しみ枠、ヤ名があまり格好よくないのはご愛嬌。ほぼf:id:diras00:20200603005227p:plain意識で採用。威嚇があることで珠ギャラドスのダイジェット→ダイアースを耐えられる。耐性がダメダメで耐久も不足気味、その上一致技で削られてしまうのでギャラドス以外には微妙。技は一致技と、電気を止めに来る龍に打つじゃれつく、f:id:diras00:20200728005930p:plain対策の噛み砕く。最後の枠には交代技としてボルトチェンジ、特殊技を採用するなら性格は勇敢にするべきだが、Sを下げたく無かったのとミントを使いたくなかったので意地っ張りのまま。しかし受けループ相手に対してボルトチェンジを押していきたいと思った事が多かったので、やはり勇敢にした方が良かったと思いました。他にはf:id:diras00:20200728003527p:plainに打てる馬鹿力なども候補です。
f:id:diras00:20200603005227p:plainピンポイント過ぎたため、その他の5匹を考えると選出を断念する事が多かったですが、何試合かは良い活躍をしてくれました。

ヤュバルゴ

f:id:diras00:20200728000545g:plainゴツゴツメット
性格:意地っ張り 特性:シェルアーマー
実数値:177(252) 205(252)126(4)☓ 125 40
技:メガホーン アイアンヘッド はたき落とす インファイト(→リベンジ?*1
本構築のMVP、ヨロイビギニング環境に上手く適応したヤケモン落第生。f:id:diras00:20200602162011p:plainが居ない中、ポリゴン2対策にはたき落とすを打つことが出来る枠として多くの論者が採用しているように見受けられました。
wikiでは特性防塵が推奨されていますが、自分は対ウーラオス枠として使うためにシェルアーマーで運用しました。f:id:diras00:20200728003550p:plain側の一致技は全て等倍で入ってしまいますが、連撃一撃共に専用技から入ってくる事が多く、専用技に受け出してゴツメダメージを稼ぎ、その後の一致格闘技を耐えつつこちらのインファイトで突破するという動きでウーラオスを葬り去っていました。その他に
f:id:diras00:20200728005228p:plainの両一致技を抑える f:id:diras00:20200728010406p:plainを牽制 f:id:diras00:20200728010439p:plainの粘土を落として壁ターン稼ぎ f:id:diras00:20200728005422p:plainf:id:diras00:20200728005602p:plain等の炎技を持たない特殊アタッカーをダイワームを活かしつつ相手にする 
などなど八面六臂の大活躍を見せてくれました。サブに炎技を仕込んでいる連中が少ないようで、上手く耐性が活きていたと思います。攻撃面ではAが135あるものの、持ち物補正が無いと火力不足な感は否めず、ゴツメに触れてくれないポケモンを相手にするのは少し厳しく感じました。ジャイロボールを覚えてくれればヤケモン入りも十分考えられるのですが…
はたき落とすマシーン止まりで、そこまで活躍するとは思っていなかったのですが、良い働きをしてくれました。(進化を手伝ってもらったカズィローク氏に感謝)

ヤルビアル

f:id:diras00:20200728000951g:plain@命の珠
性格:意地っ張り 特性:威嚇
実数値:171(4)185(252)100 ☓ 122(252) 112
技:地震 噛み砕くDDラリアット) ストーンエッジ インファイト
特殊受け枠のワニ。パーティに刺さっているため初手に出てきやすいf:id:diras00:20200728005356p:plainf:id:diras00:20200728005422p:plainと対面、即ダイマックス切りから処理を狙って行きます。耐久の数値はかなりギリギリですが、攻撃面では地面技が一貫しているパーティがそれなりにいたため、珠地震が良く刺さりました。しかしサーナイトには威嚇トレースの上Sバレしたり、ポリゴンZも珠ダメを考えるとかなりギリギリの対面だったりと対策枠としては良くなかったかもしれないです。
はたき落とすがあれば低速サイクルなどに強く出られそうなのですが…
(最高打点噛み砕くではなくDDラリアットでした、ド忘れはありえないwww)

ヤャラドス

f:id:diras00:20200602001322g:plain@達人の帯
性格:意地っ張り 特性:威嚇
実数値:201(244)194(252)101(12)☓ 120 101
技:アクアテール 地震 ストーンエッジ パワーウィップ
過労死枠のヤャラドス、スタンダードな個体。普段のランクマと同じ様に過労死枠であり、いつも通りの活躍はしてくれたものの、f:id:diras00:20200728003527p:plainf:id:diras00:20200728005228p:plainf:id:diras00:20200728003550p:plainなどこの子では役割を持ちづらいポケモンも多くいたために選出率自体は控えめでした。同族対決は勝ったり負けたりでした。

ヤリルリ

f:id:diras00:20200728003801g:plain@こだわりハチマキ
性格:意地っ張り 特性:ちからもち
実数値:191(124)112(252)117(132)☓ 100 70
技:アクアテール じゃれつく 馬鹿力 アイアンテール
貴重な対ドラゴン枠かつf:id:diras00:20200728003550p:plainを対策出来るみずうさぎさん。とはいえそこまでドラゴンが多くなく、ウーラオスシュバルゴで対策していたため選出率は余り高くありませんでした。
雨パにいるf:id:diras00:20200728003535p:plainをきっちり止めにいくのがメインのお仕事だったので鉢巻ではなくプレートでも良かったかもしれません。
ランクマで使っている時も感じましたが、この子は薄そうに見えて意外と良い耐久をしているという印象を受けました。(勿論ステロ等のスリップダメージには注意ですが)


選出率は
f:id:diras00:20200603003837p:plainf:id:diras00:20200728004145p:plainf:id:diras00:20200603005227p:plainf:id:diras00:20200728004200p:plainf:id:diras00:20200728003750p:plainf:id:diras00:20200728004226p:plain
ポリゴン2やウーラオスが多かったため、f:id:diras00:20200603003837p:plainf:id:diras00:20200728004145p:plain+残りのメンツに合わせて選択というのが基本の選出でした。

f:id:diras00:20200603020308p:plain対処の難しい枠

f:id:diras00:20200728003527p:plain:とにかく相手にするのが面倒くさい、メジャーな叩き落とす持ち勢が軒並み没収の憂き目にあったため、喜々として環境に繁茂している。ヨロイビギニングでもそれは健在。ヤュバルゴの叩き落とすが決まり易く、完全に止められる事は少なかったが、上手く回されると過労により手詰まりになる。そもそも輝石なしでもH振りでヤャラランガの眼鏡竜星を耐えるのがおかしい。ひたすら自己再生連打するこいつを相手にしてると虚しくなる。

f:id:diras00:20200728010630p:plainf:id:diras00:20200728005228p:plain:想像以上に多かった粉勢。f:id:diras00:20200728010630p:plainをヤャラランガの眼鏡火炎放射で飛ばせないため泥沼睡眠ゲームがスタートしてしまう。f:id:diras00:20200728005228p:plainも一撃で飛ばしにくく、眠り粉を所持していると厄介。とはいえこちらは必中で無いため幾分かマシな方。(火炎放射ではなく大文字があれば...)ヤャラランガを両刀にしなかったため、Sに振っていない個体であれば上から殴る事が可能。 ポリゴン2と違って、様々な読み合いが発生したりとそれなりに戦ってて楽しかった。 そもそもヤャラランガの特性を防塵にすれば全て解決だったのが悔やまれます。

f:id:diras00:20200701163052p:plain:頑丈弱保が止めづらく、Sに振ってあると危険。B1段上がるだけでヤャラドスの帯ダイアースを耐えてくる。

f:id:diras00:20200728010647p:plain: 数は少ないが対面する駒を間違えると暴風が受けづらい、一致高火力飛行技はやはり恐怖。

などが戦っていて対処に苦しんだポケモン。上記以外にも対応が難しいポケモンはいましたが、特に記憶に残っているものを。

f:id:diras00:20200603020311p:plain成績など

f:id:diras00:20200728015823p:plain
42戦27勝15敗で687位、レート1661
全試合消化出来なかったのが残念なところ。1700にも到達出来ず、まだまだ精進が必要だと感じました。とはいえ大会自体はとても楽しく、公式による特別レギュレーションで行われるシングルバトル6350による大会がまたあれば参加したいと思いました。 対戦して頂いたみなさんありがとうございました!

ランクバトルの方も、気づけばシーズン最終盤を迎えていますね。自分は順位が余り高くなく、中々試合も出来ないので、議論に出ているポケモンに触れてみる事をメインに戦っています。
高順位を目指されている論者、論者でない方も納得のいく結果を残せるようにシーズンの残り頑張ってください!

ここまで読んで頂きありがとうございました

*1:インファイトによるBDダウンがかなり痛く、格闘技は打ち合いで使うのがメインだったのでリベンジの方が良かったかも?

剣盾シングルバトルS7 ヤラパルト入りYT

f:id:diras00:20200701170700p:plain

こんにちは役割論者の鳥を(TN りぼん)です、シーズン7お疲れ様でした。
ここではシーズン7で自分が使用した構築(ヤーティ)についての紹介をしていきます。

今回も役割論理という戦術を用いて戦っています。役割論理を知らない方、詳しく知りたいと思った方は以下のURLから役割論理のwikiへどうぞ。
w.atwiki.jp

f:id:diras00:20200603020317p:plain構築について

今回のYTは前半戦に使用していた「蒸気器官ヤキタンザン入りYT」を殆どそのまま流用しています。前の記事で述べた通り、f:id:diras00:20200602145954p:plainよりも役割対象が多く、より扱い易く安定しているf:id:diras00:20200603011901p:plainをヤキタンザンに替えて採用しました。それ以外の並びにはそこまで手を加える必要が無いと判断したためf:id:diras00:20200602165242p:plainf:id:diras00:20200603005227p:plainf:id:diras00:20200602162255p:plainf:id:diras00:20200602153029p:plainf:id:diras00:20200602153021p:plainf:id:diras00:20200603011901p:plainの並びで決定。


f:id:diras00:20200701170805j:plain



f:id:diras00:20200603020308p:plain メンバー紹介

ヤラパルト

f:id:diras00:20200615104454g:plain@命の珠
性格:控えめ 特性:すりぬけ
実数値:195(252) ☓ 95 167(252) 96(4) 162
技:龍星群 シャドーボール 大文字 雷

龍霊タイプで驚異のS142を持つヤケモン落第生。龍ヤケかつ格闘タイプ(ダイナックル)を透かす事の出来る霊タイプを両立出来る好タイプ。しかし龍霊の耐性が優秀とはいえHBD(88,75,75)がヤケモン足り得るとは到底言えず、火力も凡庸で落第生が妥当であるという事は前構築で使用していた時から変わらずの評価です。
持ち物は火力不足を補い、ダイマックスを切った場合にも適用されるよう命の珠を採用。特性は壁、特にf:id:diras00:20200603005405p:plainからのオーロラベールを意識してすりぬけを選択。努力値振りはHC極振り、余りD。16n-1調整でも別に構わないです。
技は一致技の龍星群とシャドーボール、鋼を焼くための大文字、f:id:diras00:20200603005405p:plainf:id:diras00:20200603005227p:plainに打つために雷を採用しました。
Sの高さからサイクル崩壊後の打ち合い()に強く、また見ただけでは型の判別がつかない事から選出の段階で相手にある程度の負担を強いる事も出来(勿論こちらも...)さすがは環境トップの一角にいるだけはあると思いました。ですが数値不足な事は否めず、役割対象に受け出したはずが返しで倒せずそのまま押し切られてしまったり、2度目の受け出しが出来ない体力まで持っていかれてしまったりとヤケモンとしての運用には難があると感じます。Sが高いとはいえ無振りであるため、ダイマを切って楽に全抜きという訳にもいかず(裏の早いやつに止められる)、f:id:diras00:20200603005227p:plainf:id:diras00:20200602153019p:plainなどにはSを1段階あげられるだけで上から殴られてしまったりと、ヤケモンとして使うとこの子のSの高さを活かす事は出来ないと思いました。
(♂を使ってたけど例のメロメロドラパを警戒させるために♀でもよかったかも...)

ヤャラドス

f:id:diras00:20200602001322g:plain@達人の帯
性格:意地っ張り 特性:威嚇
実数値:202(252) 194(252) 100(4) ☓ 120 101
技:アクアテール 地震 ストーンエッジ パワーウィップ

論者のお供ヤャラドス、リベロf:id:diras00:20200604113629p:plain解禁により自分の中で一気に評価を上げました。
スタンダードな努力値振り、技構成で採用。一致で打てるアクアテール、安定択として地震、同族や飛び跳ねたエースバーン、ワンチャンス急所を狙えるストーンエッジf:id:diras00:20200602153021p:plainや受けにくるf:id:diras00:20200602161854p:plainを読んで打つパワーウィプの4つを選択しました。地震はそこまで打つ機会が多く無かったので他の技でも良さそうで、その場合はアイアンテールや雪雪崩(氷の牙)、f:id:diras00:20200602162011p:plainに打てる大文字などが候補に上がりそうです。*1(スケイルショットは未知数)持ち物は豊富な技範囲で抜群技をついていくことを考えて達人の帯を選択、特にf:id:diras00:20200603005227p:plainf:id:diras00:20200602153021p:plainに対して役に立ちます。対エースバーン時にダイストリーム連打することをを考えると神秘の雫なども良さそう。
解禁時は大騒ぎだった夢f:id:diras00:20200604113629p:plainもシンプルにヤャラ+1体(飛行受け)で回してやれば、ある程度安定して狩ることが出来て、高スペック威嚇持ちの強さを改めて実感しました。エースバーン入りの構築(殆どがそれ)にはほぼ必ず出していたので選出率は1位、今回のYTのMVPだったと思います。

ヤーマーガア

f:id:diras00:20200602150538g:plain@鋭い嘴(ゴツゴツメット
性格:意地っ張り 特性:ミラーアーマー
実数値:175 (12)152(252) 156(244) 65 105 87
技:ブレイブバード アイアンヘッド ボディプレス 蜻蛉返り

B振りのスタンダードな型。補完枠として有用なことは変わらず、さらに順調に数を増やしつつあるグラスメイカf:id:diras00:20200701101153p:plainに圧倒的に有利。また蜻蛉返りを覚える事で、諦めて引くゴリランダーやゴリラドヒドf:id:diras00:20200701101153p:plainf:id:diras00:20200602165245p:plainの並びに対しこちらも蜻蛉でサイクルを回すことが可能なことも山賀の強みです。ゴリランダーに受けだすことを考えると持ち物はゴツゴツメットで良いのかなと思いました。(どうせ叩かれるけど...)
選出率自体は控えめですが、明確な役割対象がいるので出せる構築には積極的に選出する事が出来ました。

サイドン

f:id:diras00:20200602152219g:plain@こだわり鉢巻
性格:意地っ張り 特性:ハードロック
実数値:222(252) 211(252) 151(4) ☓ 75 60
技:地震 ストーンエッジ アイアンテール 馬鹿力

イケメン鉢巻野菜先生。電気の一貫を切るために採用、有利対面を作ってからの鉢巻地震ストーンエッジの破壊力は抜群です。(受けだされやすいf:id:diras00:20200602162011p:plainf:id:diras00:20200602162255p:plainf:id:diras00:20200701101143p:plainなどに対してB振りでも地震ストーンエッジで半分近く削る事ができる)
努力値は素直にHA極振り。技は地震ストーンエッジは確定、残りはミミッキュダイマ時の効果意識でアイアンテール、残りはf:id:diras00:20200603011901p:plainf:id:diras00:20200603011859p:plain対策として馬鹿力を採用。今回のYTではf:id:diras00:20200602162011p:plainが重かったのでほのおのパンチを採用しても良いのですが、守るを入れてから裏に引かれる事を考えると悩みどころ。また対f:id:diras00:20200602153025p:plainでは、試合後半の素状態での打ち合いや身代わりを使ってくる個体などを考慮するとロックブラストも有用そうです。*2
f:id:diras00:20200603005227p:plainと一緒にf:id:diras00:20200604113629p:plainを止めにいったり、最近流行りのf:id:diras00:20200701101138p:plainやたまに見かけるf:id:diras00:20200701101158p:plainなどに出してから後続に鉢巻エッジや地震をお見舞いするのが強かったです。型や状況次第ではドラパルトの処理が可能な点も優秀。
攻守共に優れた一軍相当ヤケモンだと思いました。

シレーヌ

f:id:diras00:20200602150003g:plain@こだわり眼鏡
性格:控えめ 特性:激流
実数値:157 (12)84 125(244) 195(252) 136 80
技:ハイドロポンプ ムーンフォース エナジーボール サイコキネシス

4シーズン続けて我のヤーティに採用されている有能フェアリーヤケモン。初手のf:id:diras00:20200602165242p:plainf:id:diras00:20200602165424p:plainを処理出来るのが強い。前シーズン同様B振りの個体を採用しました。
技は両一致技にサイコキネシスエナジーボールを選択。相変わらずf:id:diras00:20200602165245p:plainに出てこられると面倒くさいことになるのでサイコキネシスを選びましたが、今シーズンはほぼ打つ機会がありませんでした。
水妖の耐性が優秀で攻撃面も文句無し。一つ気になるのが、エースバーンの台頭によりドラパルトの型が変遷しているので以前ほど楽にドラパルトを狩れなくなったように感じた点です。特に祟り目ドラパルトが鬱陶しく、B振りのヤシレでは祟り目が確定2発になってしまうため、受け出し時に状態異常を貰ったり、麻痺バクを引いてしまうとあっさり落とされてしまいます。確実に状態異常を撒けるように襷を持っているのも面倒くさい所。f:id:diras00:20200602165424p:plainの数が減ったので完全なB振りよりは、wikiに記載のヒヒダルマ意識の調整(H220)や基本のH振り*3など、Hにゆとりをもたせる調整の方が良さそうに感じます。(Hに余裕があるとf:id:diras00:20200602161854p:plainの電気技を強引に耐えて一発打ち返したりというプレイングが可能になるのも良い)とにかく襷を持って殴ってくるドラパルトが全体的に辛い印象でした。
ヤャラドスと一緒に選出することも多く電気が一貫しがちなのも問題。特に重いのはf:id:diras00:20200602161854p:plainただしこれを止めようと水地勢を入れると、YT内に水タイプが3枚入ってしまうのが悩みどころ。
フェアリーヤケモンがほぼ必須な割に余り選択肢が無いのが構築を考える上で頭が痛い点。カプ勢が戻ってくればまた変わるだろうが...

ヤンギラス

f:id:diras00:20200607215200g:plain@硬い石
性格:意地っ張り 特性:砂起こし
実数値:207(252) 204(252) 131(4) ☓ 120 81
技:ストーンエッジ 噛み砕く 地震 炎のパンチ

汎用性を上げるためにヤキタンザンに替えて採用したトゲキッス対策枠。トゲキッス対策の他に選出段階でアシレーヌ以外のドラパルト対策として考えさせる。
努力値振りはHA極振り残りBで、持ち物は余り枠として硬い石を採用しました。技はストーンエッジと噛み砕くが確定で残りは安定択の地震ナットレイ対策の炎のパンチを選択、接触を避けるために大文字採用でも良いと思います。
f:id:diras00:20200602153019p:plainはもちろんヤラパルトだけでは対処が間に合わないf:id:diras00:20200603005405p:plainと打ち合う事も可能。ただヤンギラスの強さは言うまでも無いのですが、今回のYTにおいてはあまり出番は多くなく、選出率は最下位でした。

f:id:diras00:20200603020311p:plain選出について

まずは相手パーティのf:id:diras00:20200604113629p:plainの有無を確認。基本的にエースバーンが居るのであればヤャラドスを選出し@2をどうするか考えていきます。水ロトムf:id:diras00:20200602161854p:plainが居る場合はヤラパルトを優先して選出、他にもf:id:diras00:20200603005405p:plainf:id:diras00:20200603005227p:plainf:id:diras00:20200602162011p:plainf:id:diras00:20200602162255p:plain辺りが見える場合も基本的にヤラパルトを選出。f:id:diras00:20200602165242p:plainにはヤシレーヌが第一候補ですが相手の構成次第ではヤンギラスを選出。f:id:diras00:20200602161721p:plainf:id:diras00:20200602153025p:plainf:id:diras00:20200701101153p:plainが居るので有ればヤーマーガア、f:id:diras00:20200603010821p:plainf:id:diras00:20200701101138p:plainf:id:diras00:20200602165245p:plainなどヤサイドンから崩して行けそうなパーティにはヤサイドンを積極的に選出。現環境ではどのパーティにもf:id:diras00:20200604113629p:plainが入っているためヤャラドス@2が兎にも角にも基本の選出です。以下は実際の選出例

① f:id:diras00:20200603005227p:plainf:id:diras00:20200602153021p:plainf:id:diras00:20200602165242p:plain
お相手のパーティにf:id:diras00:20200604113629p:plainf:id:diras00:20200602161854p:plainf:id:diras00:20200602165242p:plainが居るとき。電気が一貫しやすいので水ロトムはほぼ確実に選出されます、初手でヤラパルトと水ロトムが対面すれば良いですがそれ以外だとボルチェンでサイクルを回されるのが辛いです。またエースバーンのダイジェットを受けられる駒が無いのも厳しいです

② f:id:diras00:20200603005227p:plainf:id:diras00:20200602153029p:plainf:id:diras00:20200602153021p:plainf:id:diras00:20200602162255p:plainf:id:diras00:20200602165242p:plain
f:id:diras00:20200604113629p:plain入りでf:id:diras00:20200602161854p:plainがいない時。ヤャラドスとヤサイドンが居るとかなりエースバーン受けが安定するようになります。@1は鋼やラプラス等がいればヤラパルト、f:id:diras00:20200701122125p:plainf:id:diras00:20200602165424p:plain入りで有ればヤシレーヌf:id:diras00:20200602153025p:plainf:id:diras00:20200602161721p:plainf:id:diras00:20200701101153p:plainf:id:diras00:20200701122309p:plain入りにはヤーマーガアという選出。水ロトムが居ないだけで大分動かしやすくなります。

③ f:id:diras00:20200602162255p:plainf:id:diras00:20200602153021p:plainf:id:diras00:20200602165242p:plainf:id:diras00:20200602153029p:plainから3体
f:id:diras00:20200604113629p:plainが居らず、ヤャラドスがあまり刺さっていない時。お相手のエースポケモンとエースバーン受けの処理を考えます。f:id:diras00:20200603005227p:plainにはヤラパルト、f:id:diras00:20200701122730p:plainにはヤシレーヌf:id:diras00:20200602153025p:plainf:id:diras00:20200603003847p:plainf:id:diras00:20200602165245p:plainf:id:diras00:20200701122718p:plain辺りにはヤサイドンという感じです。
現環境においてエースバーンを入れていない構築というのはそれはそれで何か一芸狙ってきそうな感じがして怖かったです。

f:id:diras00:20200701101138p:plainf:id:diras00:20200602161854p:plainf:id:diras00:20200701101153p:plainf:id:diras00:20200701101143p:plain辺りは比較的よく見かけ、選出される事が多かったです。逆にf:id:diras00:20200602161721p:plainf:id:diras00:20200603011859p:plainなどは見かけても殆ど選出される事がありませんでした。

f:id:diras00:20200603020313p:plain所感など

今シーズンはガラル夢御三家、言うまでもなくリベロf:id:diras00:20200604113629p:plainを中心に回っていました。役割論理wikiにおいて早くからリベロ解禁時エースバーンをどうするのかという意見がちらほら出るなど、役割論理的に厳しいポケモンであり、シーズン前半はとても苦しめられました。ただ威嚇持ち、というかヤャラドスともう一体で回してやりながらエースバーンのダイマターンを枯らし、こちらはダイマックスを温存するという状況を作ってやれば十分対処可能だということに気付いてからは、ある程度安定してエースバーンを狩ることが出来ました。(勿論こちらが狩られる場合もありますが...)少なくとも今シーズン主流であったと思われる、フルアタ珠ダイマエース型で有れば論理でも十分対処出来ると思います。我はあまり良く知りませんが5世代f:id:diras00:20200701130419p:plain対策の黒歴史に比する程では無いでしょう。しかし対策必須であることは間違いなく、複数の対策ヤケモンを入れることが求められます。エースバーンだけを考えるならば問題ないのですが、他の対策必須ポケモン(f:id:diras00:20200602153019p:plainf:id:diras00:20200602153025p:plainf:id:diras00:20200602161721p:plainf:id:diras00:20200602165242p:plainf:id:diras00:20200602165424p:plainf:id:diras00:20200603005405p:plainf:id:diras00:20200603003847p:plainf:id:diras00:20200603005227p:plain usw...)も依然として存在しているためこちらにも対策枠を割く必要があり、ただでさえギリギリなYT構成がより厳しくなっています。(アイアントなどエースバーンのおかげで駆逐されたポケモンもいますが...)「エースバーンよりもその取り巻きの方が辛い」という意見をちらほらと見かけましたが、自分もそのように感じました。こちらはお相手のエースバーン選出の有無に関わらず、エースバーンを意識せざるを得ないのが難しいところです。
もともとエースバーンを受けながら戦う事を意識したYTであるため、全体的な攻撃力というか突破力が控えめになってしまったのが反省点です。ヤサイドンとヤシレーヌ以外のヤケモン火力がそこそこ程度であり、ヤシレーヌナットレイで受けられてしまう事が多かったために迅速に相手サイクルを崩壊させる事が出来るヤケモンがヤサイドンだけになってしまい、この子がいないとサイクルを回していく内にジリ貧になってしまう場合が多く辛かったです。

f:id:diras00:20200701171220p:plain成績

f:id:diras00:20200701171408p:plain
このYTでは93戦53勝40敗、また直近63戦のうち45戦(7割)がエースバーン入りの構築でした、参考程度までに。
3桁には乗せらず4000位~2000位を行ったり来たりしていました。最終日もいい感じの流れになっても1000台に行けず、かといって5000位↓に落とされる事もなく、中途半端なままでした。それなりに自信はあったので最終3桁まで行けなかったのは残念でしたが、大きく崩れる事も無かったので良かったです。
威嚇を入れ直したり、ダイマターン枯らしが出来るようにこちらの駒を残し、数的有利をつくること、丁寧な立ち回りを心がけたので、前シーズンによくあった雑な読みやプレイングはある程度無くす事が出来たと思いました。

f:id:diras00:20200603020444p:plainDLC解禁後に向けて

ガラル図鑑ポケモンだけの環境も今シーズンで終わり、いよいよDLC解禁環境が始まります。カジュアルでも何戦か新環境に向けた試運転を行ってみましたが、実際に開幕してみてからどういった環境になっていくのか楽しみです。対策が必要なポケモンが増えて更にヤーティ構築に頭を悩ます未来が見えますが...
環境が固まらないうちは、想定外の高火力一撃でもってお相手のサイクルを崩壊させるヤケモンなど強そうですかね?一撃の型ウーラオスとか。
まずはカジュアルでも好印象であったアナライズf:id:diras00:20200701163052p:plainを入れた構築を使って見るつもりです。新たに登場したヤケモンもかなりいるので、議論に向けてそれぞれ数戦はしておきたいですね。
シーズン8も頑張って高順位を目指したいです。

ここまで長々と呼んで頂きありがとうございました!

Twitter:鳥を@diras00 何かあればこちらまでどうぞ)

*1:勇敢にした場合無補正76振り60族までは確実に抜くことが出来るのでCS以外のアシレーヌの処理は問題なさそう

*2:剣盾環境では今の所ロクブラ単採用はありえないと思います

*3:H252で無補正CSドラパの祟り目が13%ほどの乱数2、H220振りだと26%ほどの乱2

S7 蒸気器官ヤ?キタンザン入りYT

f:id:diras00:20200602022134g:plain              
こんにちは、役割論者の鳥を(TNりぼん)です。
シングルバトルシーズン7前半に使用したYTの紹介をしていきたいと思います。
今回はs7で一躍環境トップの座に躍り出てきたリベロf:id:diras00:20200604113629p:plainへの対策として蒸気器官f:id:diras00:20200602145954p:plainを入れた構築を組んでみました。
f:id:diras00:20200615124447p:plain


f:id:diras00:20200603020317p:plain蒸気器官ヤキタンザンについて

論理wikiにおいてf:id:diras00:20200602145954p:plainの特性は貰い火以外ありえないとされています。しかし炎無効とはいえ元々セキタンザンは炎1/4のためそこまで有用性が高いように思えず*1、また対策の難しいリベロf:id:diras00:20200604113629p:plainに対して特定条件下で非常に有利になる可能性がある事から特性:蒸気器官もありえるのではないか?と考えました。(以下も参照)

蒸気器官ヤキタンザン? - 某役割論者のメモ

f:id:diras00:20200603020308p:plainYT構成

まずはメインであるf:id:diras00:20200602145954p:plainが最初に決まります、次に威嚇枠としてf:id:diras00:20200603005227p:plainf:id:diras00:20200602161721p:plainf:id:diras00:20200602153025p:plain対策かつ炎技を誘う鋼枠としてf:id:diras00:20200602162255p:plain、妖枠には安定のf:id:diras00:20200602153021p:plain、電気ストッパーにはf:id:diras00:20200602153029p:plainを選択しました。
さてここで問題になるのは最後の枠をどうするか。残り必要なのは龍ヤケであり、f:id:diras00:20200603003847p:plainf:id:diras00:20200603003842p:plainなどが候補に上がりそうですが、このあたりを入れてしまうとエースバーンの飛び膝蹴り(ダイナックル)が安定択になりやすくなってしまいます。霊枠を入れたいところですが外せそうなヤケモンが見当たらず、手詰まりかと思いましたが、龍霊を両立出来る子が一人いました。ラス1は落第生からf:id:diras00:20200602165242p:plainをチョイス。
これでf:id:diras00:20200602145954p:plainf:id:diras00:20200603005227p:plainf:id:diras00:20200602162255p:plainf:id:diras00:20200602153021p:plainf:id:diras00:20200602153029p:plainf:id:diras00:20200602165242p:plainのYTが完成しました。
ヤキタンザン+ヤシレ山賀野菜先生の並びは昨シーズンの構築から続投になります。

f:id:diras00:20200603020311p:plainメンバー紹介

f:id:diras00:20200602150527g:plain@硬い石
性格:意地っ張り 特性:蒸気器官
実数値:217(252) 132(252) 141(4) ☓ 110 50
技:フレアドライブ ストーンエッジ ヘビーボンバー ロックブラスト

今回の考察対象である蒸気器官ヤキタンザン、AC80という低下力を少しでも補うためにキョダイ個体を強く推奨します。
特性は蒸気器官、水技と炎技を受けた際にSが6段階上昇するという特性。エースバーンの炎技に受け出し、次のターンに炎タイプ状態のf:id:diras00:20200604113629p:plainを上からキョダイフンセキで殴るという動きが理想的です。勿論エースバーンが裏に引く事が考えられますが、受け出し時に一発+フンセキダメ+上からもう一発と動いて受け先に負担を掛けられるため、そこまで問題ではないです。
蒸気器官発動時にエースバーンを抜くために性格は意地っ張り、そのため特殊技の採用は出来ません。蒸気器官発動で最速130族と同速です。最速ドラパルトまでは抜けませんが準速であれば問題なく抜けます。
努力値振りはHA極振り、余りB。技構成は確定技であるフレアドライブストーンエッジ、残りは鋼技とf:id:diras00:20200602153025p:plain意識でロックブラストを採用しましたが地震でも別に良さそう。
蒸気器官を採用したことにより、特性が発動すればヤキタンザンの短所である有利対面時に裏のポケモンに引かれると辛いという問題が解消されると思いました。反面、蒸気器官が発動出来ないと腐りやすい、サイクル終盤戦のHPが残り少ない状態で炎無効で受け出せないのは負担になりやすいという問題が出てきました。


f:id:diras00:20200615104454g:plain@命の珠
性格:控えめ 特性:すりぬけ
実数値:195(252) ☓ 95 167(252) 96(4) 162
技:龍星群 シャドーボール 大文字 雷

龍霊タイプで驚異のS142を持つヤケモン落第生。今回のYTにおいて龍枠と格闘技透かしの霊枠を両立させるために採用。耐性が優秀とはいえHBDがヤケモン足り得るとは到底言えず、火力も凡庸で落第生が妥当という評価。ただ今回のYTで問題になるエースバーンからの格闘技の一貫を切れて、YT内の龍枠も満たせるのは駒が足りなくなりがちな役割論理においてはかなり便利でした。
持ち物は火力不足を補いつつ、耐久をかさ増しさせるためにダイマックスを切った場合にも適用されるよう命の珠を採用。特性は壁、特にf:id:diras00:20200603005405p:plainからのオーロラベールを意識してすりぬけを選択。
努力値振りはHC極振り、余りD。16n-1調整でも別に構わないです。技は一致技の龍星群とシャドーボール、鋼を焼くための大文字、f:id:diras00:20200603005405p:plainf:id:diras00:20200603005227p:plainに打つために雷を採用。
採用率はそこそこ高めだったが積極的に受け出しては行きづらく、死に出しや先発で出して行くことが多かった。霊技の一貫性の高さは魅力的だが特攻が低く(C100)、技威力も控えめであるため今ひとつ物足りなく感じました。
Sの高さが魅力的、選出段階において一定の圧が掛けられるなどはあるもののヤケモン入りは難しいという認識でした。

f:id:diras00:20200602001322g:plain@達人の帯
性格:意地っ張り 特性:威嚇
実数値:202(252) 194(252) 100(4) ☓ 120 101
技:アクアテール 地震 ストーンエッジ パワーウィップ

論者のお供ヤャラドス。数値がきれいにまとまっていて、特性が優秀な威嚇であるなど論理初心者から上級者まで安定して使えるヤケモン。対エースバーン用の駒になり得る事もあり評価を再び上げつつあるように感じます。
スタンダードな努力値振り、技構成で採用しました。(H202 なのは甘え)持ち物は豊富な技範囲で抜群技をついていくことを考えて達人の帯を選択。対エースバーンを考えると神秘の雫なども良さそう。
特に説明の必要もなく扱いやすい子でした。今作も安定の過労死枠。
(使う際に比較的必然力が求められる、受けだしてくるf:id:diras00:20200602161854p:plainにウィップが当たらないとかありえないwww)

f:id:diras00:20200602150538g:plainf:id:diras00:20200602152219g:plainf:id:diras00:20200602150003g:plain

ヤーマーガア、ヤシレーヌ、ヤサイドンの3体は前回の構築からそのまま流用しました。細かい点は以下を確認してください。
diras00.hatenablog.com

f:id:diras00:20200603020313p:plain所感など

蒸気器官の発動さえ出来れば、エースバーンは勿論のこと裏のポケモンに対しても大きな負担を掛けていけるのが蒸気器官f:id:diras00:20200602145954p:plainの強みだと思いました。しかしパーティに炎を誘うポケモンが山賀しかいないため蒸気器官の発動を狙いづらく、エースバーンに対しては無理にヤキタンザンを通そうとするよりもf:id:diras00:20200603005227p:plainf:id:diras00:20200602153029p:plainf:id:diras00:20200602153021p:plainでサイクルを回しつつ対処するのが無難かつ、役割論理に基づく立ち回りであることに気付いたため、このYTにおけるヤキタンザンの立場が無くなってしまいました。
炎技を誘うようにf:id:diras00:20200603003842p:plainf:id:diras00:20200602161443p:plainf:id:diras00:20200602145954p:plainf:id:diras00:20200602162011p:plainなどの並びも試しては見たものの、今ひとつしっくりきませんでした。
やはり相手への依存度が強い蒸気器官は、役割論理という戦術で戦う上ではあまり相性の良くない特性であり、エースバーン対策として確立出来るものでは無いように感じました。
f:id:diras00:20200602145954p:plainに替えてf:id:diras00:20200603011901p:plainを入れた方が良いYTになりそうな気が...

f:id:diras00:20200603020444p:plain最後に

現状対策のしづらいf:id:diras00:20200604113629p:plainに対しては立ち回り、複数ヤケモンでの対処が求められますが、エースバーン以外にも対応の難しいポケモンは依然として環境に存在しているため、役割論理を使用して絶対勝利を目指していくには中々大変な環境となっています。
しかしながら、それでも諦めずに挑戦されている論者の方々や高順位を維持されている方なども居り、自分もまだまだ諦めずに挑んでいかなければという気持ちになります。
17日の夜にはDLC「鎧の孤島」の配信も控えており、環境の大幅な変化、前世代のヤケモンの復帰が見込まれるなど期待もあります。新たな環境においても役割論理で楽しく戦っていければ嬉しいです。
勿論今シーズンもまだまだこれからなので、次なる構築で絶対勝利を目指していきたいと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
また次回...

*1:同じく無効特性をもつ水地勢は無効にする水技が等倍で入ってしまう

S6ダブル構築記事

f:id:diras00:20200608020822g:plainf:id:diras00:20200608020822g:plainf:id:diras00:20200608020822g:plain
こんにちは鳥を(TNりぼん)です。S6からダブルバトルのランクマッチデビューを果たし、その楽しさにひかれるようになりました。当初は他の方のレンタルパーティを使用、参考にしていましたが、先月下旬に開催されたINCに参加するにあたり自分で1からダブルバトル用のパーティを組んでみました。大会での使用感がそれなりに良かったのでランクバトルシーズンの後半戦においてもそのパーティを使用し、最終的に初参戦ながら3ケタ順位で終わることが出来たのので構築の記録を残しておこうと思います。

f:id:diras00:20200607215531p:plain

f:id:diras00:20200603020317p:plain構築に至るまで

ダブルバトルを初めた当初は、論者でもあるみまもりたち氏の以下の構築を使わせて頂きました。
yaterugumasukisukizamurai.hatenablog.com

f:id:diras00:20200607213445p:plainf:id:diras00:20200607213456p:plainf:id:diras00:20200607213505p:plainの三匹と強力な蒸気器官弱保f:id:diras00:20200602145954p:plain等の入った面白いパーティであり、使っていてとても楽しく、初マスターランクまでしっかりと導いてもらった。
その後自分なりに多少アレンジするなど試行錯誤していましたが、INCがちょうど開催されるということで自分でもパーティを組んでみようと思いました。それまではセキタンザンをダイマエースとして活用する、特定のポケモンをエースとして使うパーティで戦い続けて来たので、今度は特定のポケモンに軸をおかず、全体でサイクル戦をしていくことを重視した構築を目指してみました。

f:id:diras00:20200603020308p:plain パーティー構成

サイクルを意識するということで、耐久もあり弱点保険を発動させれば高火力を発揮出来るf:id:diras00:20200603011901p:plainが一番最初に浮かんだ。次にエアスラの誤魔化し、範囲技がいくつか打てる、ダイジェットで巻き返しも図れるf:id:diras00:20200602153019p:plain。物理に強く出られそうでf:id:diras00:20200603011901p:plainf:id:diras00:20200602161721p:plainの並びを牽制出来る、一致高火力で先制技が打てるなどの点に惹かれf:id:diras00:20200607213429p:plainを採用。ドラゴン勢特にf:id:diras00:20200602165242p:plainにある程度強く、素早さの早いポケモンにも上から電磁波等の補助技を入れて誤魔化す事が出来そうなf:id:diras00:20200607213857p:plain。 f:id:diras00:20200603005405p:plain等による壁、キョダイ勢によるフィールド効果、追い風などを奪えて、ある程度Sも早く火力もあるf:id:diras00:20200604113629p:plainを採用。残りの一枠は特性により先制技を無効化出来て、f:id:diras00:20200602161854p:plainf:id:diras00:20200607214147p:plainf:id:diras00:20200602153021p:plainなどを倒せるf:id:diras00:20200607213505p:plainを選択。
これでパーティの並びf:id:diras00:20200603011901p:plainf:id:diras00:20200602153019p:plainf:id:diras00:20200607213857p:plainf:id:diras00:20200607213429p:plainf:id:diras00:20200607213505p:plainf:id:diras00:20200604113629p:plainが完成した。(ちょっと物理に偏っているような...)

バンギラス

f:id:diras00:20200607215200g:plain@弱点保険
性格:陽気 特性:すなおこし
実数値:191 186 130 ☓ 120 107
努力値:H124 A252 S132
技:岩雪崩 噛み砕く 地ならし 守る

普通に強い弱点保険バンギラス。シングルでは一時の流行も消えバンギラス自体の数も減少傾向?のように思われるが、ダブルバトルでは依然として健在している種族値詐欺の怪獣。努力値配分は最速ドラパに電磁波を入れて抜けるように調整、A252残りH。物理で抜群をもらうと少し厳しいが、水ポケモンやらトゲキッスやら特殊で抜群を突かれる事が多く、特殊であれば砂とDMをあわせて強引に耐えて弱点保険の発動を狙える。通常状態でも一致範囲技である岩雪崩がよく刺さり、ワンチャンスの怯みも狙って行ける。技は岩雪崩と守るが順当、残りは安定択で霊超に刺すために噛み砕く、PTで重くなりがちなf:id:diras00:20200603003847p:plainや弱保f:id:diras00:20200602145954p:plainに打てるように地ならし。同族を考えて馬鹿力なども欲しいが最速ではないので打てるかどうか微妙、抜ける技も無いので今回はスルー。そこまでSがあるわけでもないが、オーロンゲで電磁波をまいてやることでフォロー可能。

トゲキッス

f:id:diras00:20200607222149g:plain@突撃チョッキ
性格:控えめ 特性:天の恵み
実数値:191 ☓ 117 189 135 100
努力値:H244 B12 C252  
技:エアスラッシュ マジカルシャイン 熱風 波動弾

普通に強いポケモンその2。白い悪魔シングルでもダブルでもその強さは変わらない、相手が使うこの指止まれせいでこちらの計画が崩壊した事が何度あったか...。サイクル意識のため持ち物は突撃チョッキ、H244(16n-1調整)振りで受け出し回数を確保した。シングルと違いあまり火力に振っていない子が多い?ので中々の硬さを誇る。技は追加効果とDMで優秀なエアスラッシュ、一致で打てる範囲技のマジカルシャイン、補完となる範囲技として熱風、ラス1はバンギラス意識で波動弾。波動弾の所は守るやこの指止まれなどにしてもいいと思うが今ひとつ有用になる場面が思いつかなかったのと、突撃チョッキが持てなくなってしまうので攻撃技を採用。
DM適正が高く一貫しやすいダイジェットを打つだけでパーティを崩壊させることもあった、素早さがそこそこ程度の隣のポケモンをフォローすることも出来て優秀。
上を取ることさえ出来ればエアスラッシュで強引に突破できる可能性があるのも利点の一つ。運ゲーやめろ)

ローブシン

f:id:diras00:20200607230512g:plain@ラムの実(→黒帯)
性格:意地っ張り 特性:鉄の拳
実数値:201 211 127 ☓ 85 65
努力値:H164 A252 B92
技:ドレインパンチ マッハパンチ 雷パンチ 岩雪崩

f:id:diras00:20200603011901p:plainf:id:diras00:20200602161721p:plain要員、先制技が先制技の火力してない。特性はドレパンマッパンの火力を上げたいので鉄の拳、状態異常意識で根性にしても良いが、そもそも最初からある程度の牽制が可能なので鉄の拳に。努力値はH164振りで201調整、A252、B92振り。技は特性によりドレインパンチマッハパンチが確定でラプラスミロカロスに打てる雷パンチも特性込みで採用、ラス枠は範囲技の岩雪崩。高火力の先制技は有用で試合を締める役割を果たしてくれた。ダイマックスしたバンギラスが一撃で吹き飛んでいく様を見るのは中々楽しい。とはいえそこまで採用率は高くなかった。

オーロンゲ

f:id:diras00:20200607232851g:plain@ロゼルの実
性格:意地っ張り 特性:悪戯心
実数値:201 211 127 ☓ 85 65
努力値:H164 A252 D92
技:ダメ押し ソウルクラッシュ 電磁波 挑発

異教徒の気持ちを知ろうポケモン。特性のおかげで面倒そうなポケモンの上から電磁波を打つことが出来て、S操作と確率により行動不能にすることが可能なのが強い。そこまで耐久が高いわけでは無いので電磁波を打って落ちてしまう事もあるが、生存させる事が出来れば試合終盤でもう一度登場→電磁波を打って味方をサポート出来るのが大きい。(麻痺運ゲー楽しいか?)
努力値振りは論理wikiのものを参考 H16n-1調整でA252振り、残りD。技は特性を活用した電磁波と挑発、ドラパ意識かつ技威力を高く出来るダメ押しとCダウンが優秀なソウルクラッシュを採用。ほとんど電磁波打つマシーン、A120あるので上手く行けば一致威力120になるダメ押しで中々の負担を掛けていけるし、特殊アタッカーに電磁波をまいてからソウルクラッシュを上から連打するムーブも優秀。想像以上に強いポケモンだった。反面悪戯心が刺さらない(悪タイプ、サイコフィールド)、電磁波無効(地面、電気)が多いPT相手には腐りやすい。

エースバーン

f:id:diras00:20200607235213g:plain@光の粉(→気合の襷)
性格:意地っ張り 特性:猛火
実数値:181 184 95 ☓ 95 146
努力値:H204 A252 S52
技:火炎ボール 飛び膝蹴り 蜻蛉返り コートチェンジ

ガラル地方の炎御三家、Sが早く技威力と合わせて攻撃性能も高く耐性耐久も意外とある優秀なポケモン(強特性でS7を荒し回る🐰)専用技であるコードチェンジによってダブルでも相変わらず面倒くさいf:id:diras00:20200603005405p:plainの壁を対策する、また追い風を奪ったりキョダイ勢による設置物を押し付けたりも可能。オーロラベールの奪取率は割と高めでこちらがDMを切ること無くキョダイラプラスのDMターンを稼げる。追い風その他でのコードチェンジはあまりしなかった。
努力値振りは、以前のパーティで重く感じた葉緑素f:id:diras00:20200608001619p:plainを電磁波込みで抜けるように調整、残りはH204 A252。技はメインウェポンである火炎ボールと飛び膝蹴りとコードチェンジ、最後はサイクル意識で蜻蛉返りを採用したがそこまで打たなかったので変更の余地あり。キョダイラプラスの壁を奪えるだけでなく、上から高火力の一致技を叩き込めるのが優秀。初手のf:id:diras00:20200608001610p:plainf:id:diras00:20200608001619p:plainの並びをオーロンゲとのコンビで構想通りに倒せる事が多く、中々良かった。最初に持ち物を光の粉にしたのはほぼミス、耐久がそこそこあるとはいえ一撃で倒されることも多いので普通に気合の襷で良い。

アマージョ

f:id:diras00:20200608002141g:plain@マゴのみ
性格:意地っ張り 特性:女王の威厳
実数値:179 189 118 ☓ 119 92
努力値:HA252 D4
技:パワーウィップ じゃれつく 飛び膝蹴り 守る

我らが女王様!
上述のみまもりたち氏によるPTで採用されていた型と同じもの。草単タイプなのは辛いが種族値のバランスは悪く無く(H72 A120 B98 C50 D98 S72)、PTで重くなりがちなところを相手に出来るのは強い。(水地電など)特性により先制技を無効に出来るのは大きく、f:id:diras00:20200607213857p:plainミラーやバンギラス狙いのf:id:diras00:20200607213429p:plainからのマッハパンチf:id:diras00:20200602153025p:plainの影打ち等々まとめて封じ込める。努力値振りはHA極振り残りDで安定、技は一致高火力のパワーウィップ、補完として優秀な飛び膝蹴り、ドラゴン悪その他一貫を狙って打つじゃれつく、ラス1は無難に守る。
特性が優秀かつ、そこまで一般的でない?ので対面時にも先制技を打たれる場面がありボーナスになりやすい。PTのポケモンのスペックが高いので出番が多いわけではないが良い活躍をしてくれる。

f:id:diras00:20200603020311p:plain 選出

基本的にはf:id:diras00:20200607213857p:plainを出して電磁波を撒いていく。先発はf:id:diras00:20200607213857p:plain+@
f:id:diras00:20200603005405p:plainf:id:diras00:20200608001610p:plainf:id:diras00:20200608001619p:plainにはf:id:diras00:20200607213857p:plainf:id:diras00:20200604113629p:plain
f:id:diras00:20200602165242p:plainf:id:diras00:20200602145954p:plain入りにはf:id:diras00:20200607213857p:plainf:id:diras00:20200603011901p:plain、ドラパに電磁波を打ちながらバンギラスでダイアース
f:id:diras00:20200608014732p:plainにはオーロンゲが投げづらいのでf:id:diras00:20200607213505p:plainf:id:diras00:20200603011901p:plainorf:id:diras00:20200602153019p:plainを出していく、女王の威厳で猫騙しを防ぎつつ攻撃
f:id:diras00:20200608014901p:plainのトリル展開はf:id:diras00:20200607213857p:plainで挑発を狙っていくがイエッサンやトゲキッスに阻止されやすいのでf:id:diras00:20200603011901p:plainを出す、最悪トリックルームは発動されても良しとして行動


意識したのはこんな所だろうか、後はPTに水が多いならf:id:diras00:20200607213505p:plain、物理が多そうならf:id:diras00:20200607213429p:plainなど基本的には相手PT次第で選出。(あまり参考にならなそうですみません)

f:id:diras00:20200603020313p:plain所感と成績など

強引に抜いていくパーティでは無いのでイージーウィン等はあまりなく、f:id:diras00:20200607213857p:plainで電磁波撒きまくったりしていたので一戦あたりの所要時間がシングルバトルの比では無かった。低順位帯ではオーロンゲで電磁波、特殊アタッカーにはソウルクラッシュでCを下げるなどして相手のダイマックスポケモンを誤魔化してからの裏のf:id:diras00:20200603011901p:plainf:id:diras00:20200602153019p:plainダイマして勝つというパターンがほとんどだった。悪タイプ(ガエンバンギ)がいるパーティ、サイコフィールド展開、サマヨールトリル展開などオーロンゲの電磁波が刺さりづらいパーティがやや重かったが、サイクルを回しつつターンを稼ぎをして流していた。
2~3000位台まではそこまで苦労せずに勝ち進めたが、1000位から3ケタ台を狙うようになると相手が強くなり中々上手く勝てなくなってきた。

なによりこの辺りから当たる回数が急増した(使用者の印象)f:id:diras00:20200603011901p:plainf:id:diras00:20200602161721p:plainf:id:diras00:20200602153019p:plainのような並びに対する明確な対抗手段がほぼ無いことが判明してしまい、辛くなった。初手キッスドリュウズからこの指→ダイスチルをされてしまうとDMしたドリュウズが止まらなくなってしまい、こちらのトゲキッスのダイジェットでS操作しようとしても裏のバンギラスの砂で砂かきを発動されどうにも出来なくなってしまう。(電磁波が無効なのも痛い)最終日間近には、ほぼ砂かきなので鬼火持ちのf:id:diras00:20200602161854p:plainでなんとかなるかと思いf:id:diras00:20200607213429p:plainに替えて採用してみたが根本的な解決には至らなかった。最終的には選出画面にf:id:diras00:20200603011901p:plainf:id:diras00:20200602161721p:plainf:id:diras00:20200602153019p:plainがいない事を祈るゲームになってしまった。
結局最終日に3ケタと4ケタを反復横跳びし続け、1日の3時頃に300位台の方に勝利して3ケタ入り、そのまま終戦となった。

f:id:diras00:20200603012804p:plainf:id:diras00:20200603012808p:plain

最終記録は190勝177敗883位

結果的に初参戦で3ケタフィニッシュ出来たので良かったと思う。

f:id:diras00:20200603020444p:plain最後に

環境上位ポケモンであるf:id:diras00:20200603011901p:plainf:id:diras00:20200602161721p:plainの並びに対して薄くしてしまったのは反省点。とはいえ自分なりに考えたパーティで勝ち上がれたのは嬉しかったです。ダブルバトルはシングルバトルとは違う面白さ、ポケモンであったり構築や技(サイチェンつよ)、考え方などがあることに気付けたのはとても大きいですし、貰えるBPが増えるのも助かります。S7は想像していなかったガラル御三家の夢特性解禁により環境が変化していると思いますが、今シーズンも上位を目指して頑張りたいです。
一応レンタルパーティのコードも残しておきます、リベロエースバーン環境の事は考えて無いですが...

ここまで読んで頂きありがとうございました!

f:id:diras00:20200608020306g:plainf:id:diras00:20200608020306g:plainf:id:diras00:20200608020306g:plain

(シングルのリベロバーン環境マジ勝てない)

蒸気器官ヤキタンザン?

蒸気器官についてf:id:diras00:20200602022134g:plain

S7対策必須ポケにいきなり躍り出てきたf:id:diras00:20200604113629p:plainへの対策になり得る?かもしれない方法の一つとして蒸気器官ヤキタンザンについて少し考えてみた

蒸気器官が発動すると
無振りS下降無しのセキタンザンの蒸気器官発動で最速エースバーンが抜ける
(Sの実数値200>188)
ダイジェット一回で抜かれてしまうが一致岩技持ちの前で悠長にダイジェット打って来るとは思えない。

珠を持たれると飛び膝蹴りが確1になってしまうが、交換してこなければ上からのストーンエッジで突破可能になる。ダイマされても鉢巻エッジであれば83.2~98.7%ほど入り、返しの珠ダイナックルは余裕で受かり、マッドショットダイアース()以外なら問題ない。(逃げない前提の机上論はありえないwww)

もちろん火炎ボールに受けだす事が前提となり、異教徒目線では蒸気器官>貰い火であるために比較的読まれ易いと思う。また仮に発動出来てもサイクルを回されてしまえば厳しい。

そもそも役割論理で蒸気器官があり得るかどうかという問題があり、wikiでもこの議論がまとめられている。

セキタンザン - 役割論理専用wiki - アットウィキ
(貰い火と蒸気機関の議論ですなwwwの部分)

炎0.25倍とはいえ、ダメージ無効になる特性を切るのはありえないとする事はわかる。(これは夢バーン解禁前の議論ではあるが)


とはいえ役割論理として現状、対策困難であるエースバーンに抗する手段になり得る可能性は秘めていると思う。*1 (DLC解禁でまた環境も変わるだろうし) 現在キョダイタンザンを含めたキョダイ個体のピックアップがなされているので新個体の育成、実践運用でデータを集めたい。


f:id:diras00:20200604113629p:plainに対しては1体で受けるというよりはYT単位でのケアが必要になってくるだろう。他の論者によるリベロバーン処理ルートの考察が待たれる。

*1:対策ヤケも少しづつ考えられており過剰に恐れるのはありえないwwwではあるが