クランキークレスト雑感

はじめに

今月導入、待望のクランキークレスト。巷の評判はそこまでよろしくなさそうな感じ。自分は6号機ボーイであるため、これまでのクランキーシリーズを実際に打ったことは無いが、コンドル絵柄とその雰囲気の良さ、BGMなどに惹かれたため、クランキークレストの情報が出てからは、ホールで打てる日を待ち望んできた。導入から２週間弱経った今、一日ぶん回し、という日が作れず欲求不満気味なので、ここを押したらどうなるんだろうという部分をメモとして残しておく。

注意

この記事は自分（目押しもリーチ目や機種に対する知識もひよっこ）が記録のために残しているメモ。自分の思い込み、勘違いが多分に含まれる記事。

押し場所

クランキーシリーズにおいて通常時に狙う場所として定番ポイントなのが、青7とコンドル図柄らしい。クランキークレストの紹介動画でもこの2つを狙うのがオーソドックスな打ち方として紹介されている。初心者の自分もここを狙っていくのが良さそうだが、せっかくならちょっと違うところを押してみたいと思っていて、色々と押せそうな場所を考えている。4つほど考えたので以下に書いてみる。

1. 左リール、スリスビタ

導入前から押してみようと考えていたところ。スリス、なんか好き。また、鳥絡みの中段チェリーから発生する「クレストチャレンジ」を4コマ滑りでフォローできる最大ライン。それぞれの滑りコマに応じた成立役は
ビタ：ハズレ、リプレイ
1コマ：ベル、（スイカB？）
2コマ：スイカ
3コマ：チェリー
4コマ：ｸﾚｽﾄﾁｬﾚﾝｼﾞ!ﾚｯﾂｺﾞｰ!
ハズレではスリスがビタ止まりし、滑れば小役。コンドル上段からのスイカorボーナスがいい感じ。また最大滑りで発生する「クレストチャレンジ」が気持ち良い。当たらないけど。一コマ早くBARを下段に押してもギリギリチェリーがフォロー出来る。
通常時はここ狙いで今のところ楽しく押せている。2以降の押し場所は演出発生時を想定。

2.中リール赤7上段

スイカを先に押してしまおうという意図。スイカ成立時に上段から揃ってくれるのであれば、右リールでスイカを溢しにくい。（青7下の11番スイカを中下段に押したときのみフォローできない。）AとB、2つあるスイカにおいてそれぞれ制動が変わるのかどうかが気になる。

3.中リール青7orBAR狙い

コンドルーレットとの絡みを考えて、ベルとスイカをそれぞれ切り分けられる押し場所。スイカが滑ってきた場合は右左でフォロー、ベルが残った場合はポン、ポンと押せる。第一停止でランプが点灯しなければチェリーを否定してくれるため、点灯タイミングを意識しておけば、チェリーフォローも不要になる。

4.右リールフリー

第一停止が完全フリー。コンドルーレットの点灯に応じて、次に左を押したり、中を押したり。余計なことを考えずに第一停止を押せるのがいいかな？

以上の4つ。今のところメインで打ってるのは1だけで、それ以外は配列表を見ながらあれこれ考えてみただけ。色々考えてみて、一番気になっているのは中段に揃いやすいというスイカB。どこを押すにしても中段スイカを完璧にフォローしようとすると手が止まったり、押す場所が制限されるのが悩みどころ。ただし、スイカBが中段に揃おうとするのはそこまで積極的なものでは無いのかなというのがいま思っているところ。1の打ち方をしている場合、一コマ滑りでのスイカ成立を、今のところ確認できていない。一コマ早くBARを下段＝スイカを中段に押した際には、中段スイカを確認している。またコンドル枠上～上段狙いの際に中段スイカが出現するのは、6番スイカ中段（コンドル枠上）の場合である。つまり、スイカBが中段に揃うのは、第一停止でスイカを中段に押した場合であり、それ以外のところに押した場合はスイカAと同じように斜めに成立するのではないか。青7狙いで中段スイカが出現しないというのも、スイカを中段に押すことがないからだということになる。などということを考え（妄想）してみたが...　

おわりに

これ以上は実際にホールで押して見ないことには確認出来ない。スイカBに関する考えは妄想かもしれないが、とりあえず打ち方1の場合に、一コマ滑りから中段スイカが成立するのかどうかが一番気になる。仮にAもBも同様に2コマ滑りから成立してくれるのであれば、スイカのフォローに意識を使う場面を相当減らすことが出来るので助かるのだが...　あとは19番のチェリー付きスイカを押した場合、スイカがどう成立するか試してみたい。
ボーナスが重いためハマって気分が重くなることも多いので、無理に左から押すことにこだわらず、演出発生時には積極的に変則押しにチャレンジしてみるのもいいかも。

なんて一生懸命書いてたら新しい解析が上がってた...

ヤドランは 生まれながらの ヤケモンです。

構築の経緯
災厄ポケモンが解禁されてた前レギュは全くやる気のでないまま気づいたら終わってしまい、このままではいかんと重い腰を上げた。せいぜいとりマスレベルしか対戦しておらず環境がわからなかったが、災厄と新解禁の両ラオスに強そうなをメインにYTを組んでとりあえず戦ってみた。

ヤリルリを入れてたYTの変遷は以下

高火力のじゃれアクテを有利対面から裏にブチ込みたく鉢巻で使っていたが、襷持ちの

がウザ過ぎてゴツメに変更。これでも悪くなかったが、ウーラのグローブ持ちが増えてきたこと、ゴツメを持たせた火力が不満で、クッションとして投げるだけになっているように感じ始めたこともありヤリルリを抜くことを決意。代わりに抜擢したのが落第生の。環境のウーラオスが連撃に寄っており、ヤリルリと替えても大きく構築を弄らずに済むのもちょうど良かった。ということで完成したYTが以下のもの。

YT紹介

特性：こんじょう
性格：いじっぱり
持ち物：かえんだま
テラス：どく
実数値：207(12)-211(252+)-125-58-131(244)-70
技：ぶちかまし / からげんき / かみくだく / れいとうパンチ

神器無しで超火力をブチ込めるヒスイのくまさん。物理方面の受けポケは足りているのでD振りで使用。技は、両一致とに刺すれいとうパンツまで確定、残りはに打てるようかみくだくにしたがここは他の技でも良さそう。サブ技が豊富なのが偉い。テラスはのムンフォ半減とと打ち合いになったときに役立ちそうな毒タイプを選択。対策の都合上、他のヤケを優先して選出することが多めで出番は控えめだが、上手く着地出来れば空元気の押し付けが強い。

特性：いかく
性格：ひかえめ
持ち物：たつじんのおび
テラス：はがね
実数値：201(244)-139-102(12)-178(252+)-100-120
技：りゅうせいぐん / ぼうふう / だいもんじ / ハイドロポンプ

浮いてる威嚇持ちで高火力の両一致技をもつドラゴンヤケ。どこぞのノーマル羽野郎とは違うイケメン。が入らないため地面の一貫を切る枠。1軍ヤケ候補らしい貫禄の活躍をしてくれたが、終盤にかけて選出機会が減ってしまった。珠両刀にしてに地震当てたり、アイへでを仕留められるようにしてもいいかも。

特性：すなおこし
性格：いじっぱり
持ち物：こだわりハチマキ
テラス：いわ
実数値：207(252)-204(252+)-130-103-121(4)-81
技：ストーンエッジ / かみくだく / じしん / けたぐり

対クレセリア枠。パラド環境でも使っていたが鉢巻テラエッジの火力が凄まじい。ゴツメ持ちがいないため、砂で襷潰したりカイリューのマルスケを剥がしたりできるのは便利。特殊電気受け枠として使えるが、電気技自体は等倍で入ってしまうのが悩ましい。とはいえ等を選出されること自体は少なかったので牽制にはなっていたかも。役割的に相手をしたい特殊ATに弱点をつかれやすいのが難点で、以前に比べやや動かしにくくなったように感じた。

特性：いかく
性格：いじっぱり
持ち物：いのちのたま
テラス：かくとう
実数値：181(244)-178(252+)-127(12)-45-90-120
技：フレアドライブ / インファイト / ストーンエッジ / レイジングブル

今YTの過労死枠、パオジアンを筆頭に物理ATに広く役割を持っていく。威嚇持ち物理受け枠は、他の論者諸兄のYTを見るに、などを採用していることも多い。今回のYTではを採用しているため、水ヤケは採用しづらく、ヤンドロスではパオジアンに薄くなりすぎるため、炎牛をチョイス。持ち物は火力重視で珠、ここ一番での火力を得られる反面、フレドラを躊躇したり、ステロやゴツメダメが嵩むこともあり検討の余地あり。テラスタイプは最大火力の伸びを重視して格闘テラス。珠とセットであとひと押しの火力上昇を狙える、が無難に草テラスで弱点を潰す方がいいかも。

特性：フェアリースキン
性格：ひかえめ
持ち物：ものしりメガネ
テラス：ほのお
実数値：201(244)-76-85-178(252+)-152(12)-80

技：ハイパーボイス / テラバースト / サイコショック / ねごと

パラド環境で特殊受け枠として有用だったものをそのまま採用。の有利対面みがわりムーブを無力化出来るのが偉い。こだわりでなくものしりメガネを持つことで、鋼の受け出しに炎テラバで返したり、あくび胞子に寝言を打てるようになるのがお気に入りポイント。ただ妖受けがからに変わったため、このヤンフィアでは打点ゼロになるのが辛い。また圧倒的な数値受けが可能な訳ではないので、複数の特殊ATの負担がかかると脆い。ヤンギの圧で特殊ATの選出を躊躇させたい。

特性：さいせいりょく
性格：ひかえめ
持ち物：こだわりメガネ
テラス：みず
実数値：201(244)-85-132(12)-167(252+)-100-50
技：ハイドロポンプ / サイコキネシス / だいもんじ / くさむすび

今回のYTの目玉、特性が鬼強い。環境のウーラオスが連撃多めで、弱点をついてくるサブ技持ちも少ないのが追い風。同じく物理ATとして環境に多いパオジアンには弱点をつかれてしまうのが痛手ではあるが、テラスタルにより弱点を消す、威嚇持ちと合わせて受けたりして相手取ることが可能であった。またゴツメヤリルリを使っていたときは、複数の繰り出しによる過労死が難点であったが、ヤドランの場合これを特性によって解消出来る点が大きいと感じた。防御面のみならず、攻撃面でも威力の高い両一致技、有用なサブ、テラスタルを切ったときの火力なども申し分ない。難点に感じたのは、水超技が裏で半減受け、無効にされやすく、特にこだわり眼鏡を持っているため技選択がシビアになる場面が多いこと。上手く相手の行動を読んでいきたい。

選出

入りのパーティーが多かったため、

＠1の選出が基本。＠1はツツミがいれば、サンダー髪ならや、ランドならなどを選出。

後半はの選出が多め。

重いポケモン

エナジーATが多いのかと思いきやみがわりあまえる瞑想痛み分けしてきたり、眼鏡で突っこんできたり鬱陶しい。

結局マルスケが辛い。受けよりっぽいのはヤドランでサイキネ連打、削れたところをケンタで上からエッジ出来たり。ノーマルテラスしてくれないとこちらの技の通りがイマイチなのが辛い。

妖枠が特殊受けのヤンフィアだけなのでげきりんきょけんで突っ込まれると崩壊する。威嚇とヤドランで受け回しが効けば良いが、ステロ撒かれたりしてると痛い。

無理

最後に

結果はこんな感じ

ずっと5桁で勝ち負けを繰り返していたが、最後勝ちの流れが続いて4桁フィニッシュ。ろくに勝ち越してないけど最終日辺りまで対戦したのも久々ってことでいいリハビリに。

ヤリルリの代わりになんとなくで採用したヤドランだが、想像以上に使い勝手が良かった。物理AT多めの環境だったので、数的有利を確保してから威嚇とヤドランの出し入れをしているだけで有利になる展開が多かった。勿論環境の追い風という面もあるので、ヤドランがこのまま有用であるかどうかはわからない。ただ、自分の中では納得のいく並びになったので記録として残しておきたいと思った。

始まる前はどうなるかと思った新レギュレーションだったが、思ったよりも楽しく対戦出来ており、レート2000達成論者もいて（彫刻刀氏、素晴らしい結果おめでとうございます！）、自分も頑張ってみようという気にさせられた。今月はヒスイポケを入手しようと積んでいたレジェアルを初めたら、想像以上に面白くて、そちらに時間をとられてしまったが、来月は強いYTが見つかるようにもっと対戦をして、試行錯誤をしてみたいと思う。

チョッキヤルレイド対戦記録動画

はじめに

　チョッキヤルレイド入りのYTを使って戦った50戦の中から、個人的に気になった試合をいくつか選んでみました。記事だけではわかりづい、試合におけるチョッキヤルレイドの動きについての参考になれば幸いです。
　使ったYTなどについては、以下の記事から。

diras00.hatenablog.com

勝ち試合

a vs （）

　ヤルレイドが以外のポケモンに広く役割を持てそう。過労してに役割持てなくなると困るのでヤリルリも採用。鋼テラスを切れば龍2枚と殴りあえるヤザンドラがラス1。初手カイリュー以外は有利なヤルレイドを先発にした。

www.youtube.com

　初手からバック。聖剣が通るが確2は取れない。通常状態では後攻羽休めでゴツメダメが痛い。ヤザンドラに任せようとも考えたが、テラスタルを切ってサイクル崩壊を狙う。聖剣受けのアマガを飛ばせる闘テラスは優先度が高い気がする。
　アーマーガア突破、ラス枠がカイリューだと厳しい。帰ってきた、珠文字程度なら余裕。ラストは、勝ち。霊テラスを辻斬りで突破出来ない辺りに火力の中途半端さが見える。役割対象特殊AT＋上をとれるポケモンの選出にはやはり強い。

b vs （）

　役割対象であるがいるのでヤルレイドは出していきたいところ。も相手取れそう。対策するほどではないポケモンに役割を持てて、メインのヤケモン達の露払いが出来るのは便利。初手のに不利を取られたくないので先発にヤリルリ。に強く、ウルガモス相手が出来るケンタロス炎でも良かったが、負けん気だと面倒なので、上から殴れそうなヤザンドラを採用。

www.youtube.com

　初手は。鉄壁を積まれても問題無いのでヤルレイドにバック。フリドラ程度には余裕の受け出し。御相手は聖剣を受けるため出し。技範囲を活かして辻斬りで突破。ラストは、テラスタルを切ってきたが、まさかの電テラス。ヤリルリでは危なかったところ。使用率が見られないのが残念だが、ヤリルリでは受からないようなテラス型があまりに増えるようならヤルレイドも必要になってくるかも。

c vs ()

を筆頭にやにもそれとなく役割を持てそうなのでヤルレイドは使いたい。が怖いのでヤリルリを入れる。の霊技半減かつテラス化で誤魔化せそうなヤザンドラを最後に選出。に薄めなのが危ないかも。

www.youtube.com

　初手は対面。型が読めないが取り敢えず辻斬りで様子見、鬼火や壁持ちだと面倒くさい。襷竜舞なら次のドラゴンアローが読めるのでヤリルリバック。いきなりドラゴンアロー打たれなくて良かった。龍技に受け出せたところで、裏に半減されにくいアクアテールを打つ。ドラパルトはアクジェ（）警戒の不意打ち、まだ役割持たれそうだったのでここで素直に切ってくれたのは助かる。出てきたを一度殴ってから、回復行動のターンにヤルレイドの着地を狙う。安全に出してから、聖剣でブラッキーを突破。最後の一体は。鬼火だと嫌味だったが、素直に蝶舞。一応さざめきを考えてテラスタルを切ったが、御相手は妖テラからのテラバーストだったので無意味。ただ対面からなので耐えて撃破。1舞抜群テラバーストのダメージを見ることが出来たのは収穫。こちらから「一撃以外ありえないｗｗｗ」出来ないので、ヤルレイドを投げたターンに蝶舞されると厳しい。

　勝ち試合はこんな感じ。まさかの全試合の選出。最初ヤルレイドはヤリルリとトレードオフの関係だと思っていたが、これを見ると同じYTに組み込んでも問題無し。
　負け試合の方は編集が終わり次第...

チョッキヤルレイドについて

チョッキヤルレイド

　最近話題のチョッキヤルレイドを使ってみたので、その記録と使い勝手、感想などを記していく。数値面など、机上の単体性能についてはwikiのページを参照すること。
w.atwiki.jp

使用したYTについて

　まず初めに使用したYTについて述べる。チョッキヤルレイド入りYTを組んでいく際にまず考えたのは、対サザンドラである。チョッキヤルレイドを対サザンの駒として採用する場合、ヤリルリ（妖枠）を組み込みづらいと考えたが、ヤリルリを抜くと、りゅうせいぐん（龍技）の一貫が気になる。wikiのコメントログでも度々触れられていたが、チョッキヤルレイドでサザンドラを相手にする場合、りゅうせいぐんへの受け出しは不安定であり、なるべくその他の技を誘って受けだすことが必要だ。そのことを念頭に初めに組んだYTは以下のものである。

　このYTを使っていて感じたのは、やはりヤリルリが欲しいというところである。チョッキヤルレイドではなくヤリルリを採用したほうがいいのではと考えていたところで、コメントログにてヤリルリと同採用している方のコメントを目にし、自分でも組んでみることにした。上のYTをベースにしつつ、鋼1枠をヤリルリ、抜けた悪枠にヤザンドラ、を相手にできそうなケンタロス炎を採用したYTが以下。

このYTでシーズン2にて、マスボ昇格までを含む50試合を戦った。
総成績は50戦28勝22敗

努力値振りと選出記録について

（闘）＠チョッキ　H155（92）－D156（164）
25回選出（先発12回）　選出回数3位

（鋼）＠命の珠　HC252余りD
33回選出（先発11回）選出回数2位

（飛）＠眼鏡　HC252余りD
22回選出（先発8回）選出回数4位

（草）＠ゴツメ　B振り奇数調整
5回選出（先発3回）選出回数6位

（水）＠鉢巻　H191（124）－B117（132）
25回選出（先発8回）選出回数3位

（闘）＠達人の帯　HA奇数調整
40回選出（先発8回）選出回数1位

被選出記録

　（4/12回）　 　（6/10回）
　（12/18回 ）　（11/12回）
　（5/13回） 　（2/5回）
　（6/8回） 　（10/13回）
　（8/17回） 　（4/9回）
　（6/22回） 　（3/3回）
　（5/10回）

ロトムは全フォルム
（多少ズレはあるかも、参考程度に）

試合をしてみて

　思ったよりもの選出率が高く、と同率の3位。ヤルレイドを選出した試合の成績は25戦15勝10敗（非選出試合は25戦13勝12敗）と割と勝っている。ただヤルレイドを動かすまでもなく片がついた試合もいくつかあることも注意。先発回数はトップの12回。先発適正の高いに並ぶ先発回数である。豊富な技範囲を活かせる、先発に来るポケモンに強いということも出来るが、受け出しに不安があるため先発に置かざるを得ないとも言える。

　チョッキヤルレイドの役割対象とされている対サザンドラ＆ウルガモスについてだが、
被選出　4回（12回）　選出4回　4勝
被選出　6回（10回）　選出5回　4勝1敗
となっている。
　サザンドラ被選出試合には全て勝利、ウルガモス被選出試合には1敗のみ（初手鬼火）と好成績となっている。ただ基本的には初手に合わせたり、死に出しで対面させる場合が多く、受け出しから安定して処理出来ることを確認したケースは少ない。そもそもマリルリやエルレイドの入るパーティに対してサザンドラは出していきづらいように感じる。そのため肝心の対サザンドラ性能はもう少し考える必要がある。対ウルガモスは、妖テラ非考慮であれば後投げ可能であると考えるが、ゴツメダメージなどで削れてしまうと不安に感じる。

　他に相手にしやすいのは、上から弱点をつけるポケモンたちである。特性により全ての技に補正が載せられるのは優秀で、一致聖剣は火力も出るため、聖剣受けに負担→上から弱点技で倒しやすい。異教徒目線ではこだわりを読むのか、それが優位に働くことも多い。は聖剣に受けてくることが多いが、闘テラスを切ればそのまま倒しきれるため、アマガ受け出しをサイクル崩壊の起点にすることが出来る。

　それ以外のポケモンに対して気になるのはドラパルトとラウドボーンの2体。
被選出12回（18回）　被選出11回（12回）

　同じ龍枠だがサザンドラ以上に相手にしにくいのが完全特殊型なら受けられるが、まずドラゴンアローを持っているため対面でしか勝てない。それ以外の鬼火電磁波壁みがしば、などを持っていることも考えると辛い。（そもそも役割対象じゃないし他のヤケでも辛いけど）物理受け枠であるも相手にし難い。ヤルレイドやヤリルリに強く、ラウドボーンに役割を持ってくるヤザンドラに対して妖テラで対応出来ることから被選出率が非常に高い。ヤルレイドに対しても、聖剣受けや鬼火撒きなどのために出てくる。つじぎりで弱点はつけるものの倒しきるには足りず、その上テラスを切られて弱点をつけなくなり受け切られるケースも多くあった。役割対象でないと言われればそれまでであるが、中火力特殊ATとして数も多いラウドボーンに役割を持てないのはマイナスである。

雑感

　特殊受け枠であるヤルレイドだが、そもそも環境が物理よりであることから、相手の選出次第で腐りやすい。選出によっては、物理に受け出せず、耐性受けも出来ない、上もとれない、と完全にお荷物になる場合がある。メインの役割対象であるに対しても、受け出しまで含めて完全に安定させられるほどではない。そもそもサザンやガモスに役割を持つのは他のヤケモンでも可能であり、を採用することによる構築上の優位性もそれほど感じられない。チョッキを採用出来ることで神器等を他に回せる、持ち物枠上優位に働く、という利点があるということが話題にもなっていた。これについて触れると話が広がりすぎるので、細かい部分には触れないが、確かにチョッキを持たせられることで、アイテムの取捨選択などから一枠除いて考えることが出来るのは良いと思った。ただ、龍無効の妖枠として採用出来るや、YTに一枚は欲しい鋼枠になるなどと違い、タイプ上の優位性が無いはそもそも構築に組み込みづらく、アイテムを浮かせられるという優位性が、構築への組み込みにくさという点でトレードオフになってしまっていると考える。

結論

チョッキヤケモンとしてのは

1,チョッキを持つことで得られる役割対象の不安定さ
2,一般的なヤケモンでは得られない優位性が薄い
3,環境が物理寄り

の3点から、ヤケモンとして認めるには足らないと考える。

50戦分の選出＆被選出記録（赤字はテラスタル化）
見づらいけど許して

【独自】「🐧フードサービス」、冷凍「ペン蒸し」の賞味期限改ざん…最長９か月

頻発するガラル地方における食の不祥事、市民の不安多数

ガラル新聞ONLINE

5月12日22時配信
　
　和食大手「🐧フードサービス」（ナックルシティ）が、賞味期限を改ざんした冷凍の「ペン蒸し寿司（ずし）」を761セット販売していたことがわかった。すべて販売時に実際の賞味期限を過ぎていたという。健康被害は報告されていないが、ナックルシティが調査委員会を設置して経緯を調べる。
　同社によると、ペン蒸し寿司は主にネットで販売されており、改ざんされていたのは昨年12月に賞味期限を迎えた商品。9ヶ月後の今年9月末と表示したシールを貼ったものもあった。
今月まで販売されており、ガラル新聞が12日に改ざんの疑いを指摘した。同社社長と「商品センター」で、在庫管理などを担当していた同社次長などの🐧は、共に「そんな事実はないで…」とガラル新聞の取材に対して語った。
　商品は16個入りと8個入りがあり、通常の賞味期限は6ヶ月で、過ぎるとネタが変色することがある他、同社が売りにしているペン油の質が著しく劣化するとされている。

「街の声」を聞いてみると...

👨「こういうことがあると食品業界全体に対して不信感を覚える。」
👩「社長にはきちんとした調査を行ってほしい。」
👨‍🌾「ペンギンを蒸す機械に入って反省するべきでは？」
(`ヮ´)☝「毎日食べていたのに裏切られた気分、金返せあま」

など市民からは怒りの声が多く寄せられた。

（画像はイメージ）

「記者の目」

　ガラル地方ではここのところ食の不祥事が頻発している。高級料亭「ゆきやま」（狂人、現在休業中）が、色違い果実の産地を偽って販売していた未曾有の不祥事（果実の産地偽装）や、久喜市の水産会社によるペンギンの不適切処理*1などが、ガラル地方で大きな問題として注目を集めていた中で、再びこのような不祥事が発生することとなった。
　市民が食に対して強い関心を持ち、食品業界に対して厳しい目を常に向けるべきであると共に、適切な資格保持者*2による定期・不定期の監視体制を整えること、違反者・違反企業に対する強い制裁を課す条例の制定、などが強く望まれる。（役割論者りぼん）

【関連記事】

yadokazi.hatenablog.com

*1:条例（ペンギン純粋令）で定められた基準を下回る蒸し加工を行っていた。

*2:アマカジの場合、アマカジスト（異常者の集まり）が独自の基準に則って、消費者の「茎の安全」を満たすことが出来るように流通する果実を管理している。

候補ヤケモンs

こんにちは、役割論者の鳥をです。
冠雪原が配信され、過去作ヤケモン達も一気に解禁されました。
新しい環境での候補ヤケモン達の立ち位置、使用感などもつかめて来たところなので、それら候補ヤケモンに対する現時点での感想を書いて見たいと思います。

以下が候補ヤケモン達（順不同）

ウツロイド

いきなり未使用ヤケ。雷Zで受けを崩してたイメージがあるがそれが無くなったいまどうだろうか。サンダーに強いところが良さげ。
メテオビームはありえないｗｗｗ

カイリュー

ランクマでは未使用、冠大会で使用。環境が違うので何とも言えないがヤーマンダと比べると微妙と言わざるを得ない。マルチスケイル頼みだが削られやすく、物理を活かすにも微妙そう。
落第

カプ・コケコ

耐性は優秀な守り神、しかしフィールド弱体化の影響が大きい。電気に弱くない妖枠で飛行半減という耐性は偉いが如何せん火力が不足気味。
落第

カプ・ブルル

超火力ウッドハンマーで押せ押せな牛。しかしこちらもフィールド弱体化の影響でイマイチ火力を実感しづらい。単草のゴリラと比べると妖が乗っていることにより蜻蛉が等倍だったり、格闘技を半減できたりと耐性は優秀。こちらは、はたき落とすが使えないのが残念。
解禁環境で株を上げているヤットレイが優秀すぎるため入れたいと思うかどうか微妙。

カプ・レヒレ

他の守り神がフィールド弱体化により微妙な中、一人勝ちな水妖ヤケ。ヤシレーヌと比べると火力が控えめな分耐久があるのとフィールドで後続をフォロー可能。
役割を持ちたいエースバーンやウーラオスの役割破壊技搭載率が高めなのが若干気になるところだがそれでも十分ヤケモンたり得そう。

カプ・テテフ

チョッキ候補、フィールド（以下略）。ダイマックスでフィールドが張り替えられやすいのが難点（こちらからの張替えも可能だが）。電気に弱くない妖枠が便利なのはあるが、さすがに今回はダメそう。
落第

ツンデツンデ

wikiでは鉢巻の話だけという事だが、使用したのはチョッキのみ。珠原種サンダーを止められるのが偉い。物理方面もそれなりに相手出来る他、ダイマックスとの相性も良い。
鉢巻で落第→チョッキで議論かな？

サンダー

強い、まともな飛行打点を獲得し、それがダイマックスとの相性抜群。素のSが高めなのもgood。他の人が使っているのもみても大分強そう。
ヤケモン

・テッカグヤ

山賀と同じタイプを持ち、数値が高めで技範囲もより広いポケモン。物理型、特殊型両方可能なのが強く、異教徒やどみが型の存在に依る奇襲性能も悪くない。
めざ氷が無くなり、対氷4倍勢にそこまで強く出られないのと、山賀よりはミミッキュに強いわけでは無いのが気になるが、問題ない。

ニドクイン

特性と技範囲の広さは良いが数値不足。ダイマックスとの相性が悪いのも残念、せめてちからずくがダイマックスでも発動すれば良いのだが...
ちからずくランドロスがランクマで使えるようになったことも影響がありそう
落第

ヒードラン

優秀な鋼枠、ダイジェットを受けたり、特殊からの炎技を吸収、面倒なアーゴヨンを相手に出来たりな便利どころ。
追加効果が優秀なマグマストーム、瞬間火力のオーバーヒートの両炎技が強い。
ヤケモン

ファイヤー

未使用。鎧環境で提案されていたリザードンの上位互換だと考えると良い印象がある。がやはり気になるのはステルスロックのこと。
微妙

ボーマンダ

山田君。文句なし、軍分けがあるなら一軍筆頭。威嚇、通しやすい龍飛、ダイジェットによる突破力、龍舞や自信過剰を使った異教徒物理型の裏をかく奇襲性能etcが強い。耐久の数値がそこまで高いという訳では無いので、ある程度意識して体力管理をする必要があるが十分。
山田最強伝説に期待

マッシブーン

軽く触った程度。YTの補完を上手く果たしてくれそうな筋肉ヤケメン。格闘技以外の残り3枠に何を採用するか、取捨選択に悩みそうな感じ。
ダイジェット環境なのは気になるところだが。

メタグロス

未使用。異教徒弱保型には冠大会で散々お世話になりました（）。メガを失ったのは辛いが、ダイマックスとの相性は悪くない。相手にしたい龍ポケモンからのダイドラグーンによるAダウンが痛くない物理ポケというのは偉い。

ラグラージ

未使用。3体目の水地ヤケモン？新技クイックターンを主力技としてまともに使える点は興味深い。ぱっと見の数値を見るとそこまで悪く無さそうだが...
穴になりがちで、忘れた頃に来る化石勢、特にウオノラゴンの水技を吸収出来ないのはかなり大きなマイナスポイント。
落第

ラティアス

軽く触っただけ。電気を半減できる龍枠、Sの高さも中々悪くない。前作のバシャーモ的な枠のエースバーンは蜻蛉や悪技、受け出しダイジェットなどを考えると相手取るのは大変そう。
それでも龍としての耐性がしっかり残っている竜ヤケは便利。

ラティオス

未使用、悪く無さそう。上とってると思った相手にS関係をひっくり返されると脆い？
姉妹共々、特性による地面無効や、専用アイテムによる持ち物問題を克服出来たりは便利。
落ちることは無さそう。

ランドロス（化身）

特性パッチによってついに解禁されたちからずく化身ランドロス。マックス鉱石200は割と面倒くさい。
ニドクインよりもCが高く、さらに特性が乗るため中々の火力。ダイマックスに特性が乗らないのが残念だが、ニドクインと違ってダイマックスしても一定の火力は維持出来るのが良い。ニドクインと違って大文字、雷、吹雪などの高火力で刺しやすい技を覚えてくれないのが残念。
しかしニドクイン共々出しどころが難しい。威嚇が無いと繰り出しがあまり安定しない、無効2だがそれほど耐性は優秀では無いなど受ける方に問題を抱えている。霊獣はYT内で便利に扱える一方で、こちらはピーキーになりがち。
ニドクインよりは良さそうだが、それでも厳しそう。自分でももう少し回して見たいと思っている。
（以下にちからずくヤンドロス試行で組んだレンタルパーティがあるのでこちらを回して参考にしていただけると助かります。）

ランドロス（霊獣）

便利どころ。威嚇と蜻蛉が便利で、A145から放たれる一致地震の火力も中々。役割を持ちたい特殊電気勢からのめざ氷が無くなったのは大きい。叩き落とすを没収されたのが残念。エースバーンやミミッキュに役割を持ちたいが、アイアンテールをもとにしたダイスチルが無いと若干苦しい？特にエースバーンからはキョダイカキュウが等倍で入ってしまうのがヤャラドスやヤーマンダと比べると厳しい。
とはいえヤケモンにはなりそう。

レジアイス

未使用。サンダーを筆頭に特殊ポケモンを受けられる。クリアボディのおかげで能力ダウンを拒否出来るのは偉い。眼鏡をもたせれば火力の問題は解消されるが、ダイマックスを切ると火力不足。
微妙

ガラガラ（R）

鎧環境落第、冠環境で再び使えそうなため候補に上がったポケモン。電気無効枠、カプ・コケコやレジエレキなどの役割対象が追加。しかし電飛ポケモン、特にサンダーのダイジェットに受け出せないのが辛い。（他の電気無効枠も似たようなものとはいえ）有利対面を作ってからのポルターガイストは、後続に強烈な負担をかけることが出来る。
全体的な数値は控えめで、ステルスロックなどが絡むと腐りやすい。
微妙

ヤドラン

落第から候補に上げられたポケモンその2。必須級であったヤャラドスの重要度が若干下がり、YTに組み込みやすくなった。めざパの消失により、電気ポケモンを止めやすくなったランドロスとの相性も悪くない。何よりも特性：再生力がダイマ枯らしにとても有用。ダイマックス攻撃は等倍程度では受け出しが難しく、そのまま殴り合うのも難しい程のダメージを受けてしまう場合があるが、ヤドランの場合そのまま後ろに引っ込めばダメージを回復できるので、比較的安心してダイマ技に投げることが出来る。特性の仕様も良く、再び繰り出した時点で回復では無く、引いた時点でHPが回復なためステロでダメになることも無い。
もちろん特性だけで無く、なみのり→ハイドロポンプ習得や、瞑想積みを回避するサイコショック、水タイプだが炎技を覚える点など攻撃面も悪くない。
役割を持ちたいエースバーンは蜻蛉、不意打ちのため相手にしづらい、ヤャラドスなら相手に出来るフェローチェが厳しかったりは残念。（ダイマ枯らしたり、威嚇絡めて相手に出来なくなかったりはするけど）
昇格推し

最期に

今週末に控えた昇降格議論に備え、自分の意見を整理しようと思い立ちまとめてみました。こうして見ると結構未使用ヤケがいるな...という感じ。議論までそれほど期間が無いので、集中して未使用候補を使って行きたい所存。
つい最近、候補達への意識調査の結果も発表され何となくの雰囲気も得られました。
論者の諸兄も議論に向けて自らの意見をまとめられてはいかがでしょうか。

それではまた

チョッキブリザポス

冠の雪原新規ポケモン、スーホの白い馬ことブリザポスをチョッキヤケモンとして考えてみました。

	H	A	B	C	D	S
ブリザポス	100	145	130	65	110	30

ブリザポス自身の種族値はこんな感じ、特性は「白のいななき」で自信過剰と同じ効果を持つ特性。
氷タイプとこの種族値を見るに、クレベースをよりバランスよく仕上げたという印象。Aが高く、Dもクレベースのように壊滅的というわけでは無いが氷タイプの耐性を考慮すると足りないだろうなと思いました。しかし以前チョッキヒヒダルマで好感触を得ていたこともあり、物は試しとマスター昇格まで取り敢えずチョッキを着せたブリザポスを使ってみたところ、中々に強く驚きました。

1：そもそもチョッキがアイテムとして適当？
最初に考えることですが火力アイテムを持たせた方が良いのでは？という点。確かにA145とはいえ、技威力が貧弱なため火力アイテムを持たせなければ火力が発揮出来ないと思うのは当然です。しかしここで問題になるのはヒヒダルマの存在で、神器を持たせたところで結局やっていることはいくらか硬いヒヒダルマの真似事に過ぎません。
それならばHDの種族値100-110という恵まれた配分を突撃チョッキで底上げして、YT内で守備的な役割を担うヤケモンとして活躍させるのが適任では無いかと考えました。

2：火力足りてるの？
Aの種族値から考えると不足気味です。A種族値が高いポケモンにありがちな技威力のせいで見た目よりも控えめという現象がここでも起きています。しかし前述の通り、守備的な役割を担って貰うという事を考えるとそこまで悪く無いのではと考えました。
たとえば火力はそこそこながら、耐性と威嚇の優秀さからYTに組み込まれることが多いヤャラドスと火力指数を比べてみると、

＠アクアテール：26190（補正なし）、31428（プレート）
＠つららおとし：27540

となっていて、ゴツメヤャラドスなどでアイテム補正を乗せることが出来ない場合はブリザポスの方が指数的に勝っていて、一定のラインは満たせているかと。（勿論ヤャラは単純な火力だけで無く範囲の優秀さで崩すことが出来る点から単純な比較は出来ませんが）

3：役割対象は？
基本的には一致で抜群技を打たれない特殊アタッカー全般。現時点のポケモンHOME上位30を見てみると、

大体このあたり。（急いで作ってるので細かい抜け有り）

特にを相手に出来るのが大きい。
の控えめ珠ダイジェットに受け出し→ダイバーン耐え
は臆病珠ヘドロウェーブ→ダイバーン耐え（こちらがダイマを合わせなくても乱数で耐える）、襷悪巧みダイバーン耐え（非ダイマだと40%の乱数、放射バーンは確定耐え）因みに襷もダイアイス霰で消せるので問題ない。
（ブリザポスはH124,D134　Hを191にしつつ残りD）
龍飛勢や龍は型次第で特殊なら後出し安定そう、物理の場合は死に出しからなら悪くなさそう。

取り敢えずここまで。